優等生と劣等生。【プロセカ】

44話　▽ ページ46

まふゆ「…、今日は予備校の自習室で勉強してくるって、お母さんに電話してくる」


『…！まふゆー、ありがとう！』


瑞希「よし、全員で行けることになったし、フェニランへレッツゴー！」


『おー！』










〜移動中〜



奏「そういえばこうして五人で出かけるの、水族館以来だね」


『たしかに、もう懐かしく感じるなぁ』


瑞希「今思えば水族館の計画立てたのもAが学校帰りのときだったよね」


『あのとき瑞希があんなこと考えてるなんて思ってなかったよ
駅前のカフェのパンケーキも美味しかったし、作戦考えるの楽しかった！』


絵名「え、駅前のパンケーキってあの超人気の…！？
いいなー、私も呼んでくれたら良かったのに」


瑞希「絵名は夏休みに出かけるの、あまり気乗りしないんじゃないかと思って…」


『ごめんね絵名、予定が合ったら今度一緒に行こう？』


絵名「…そ、そういうことなら、別にいいけど…」



絵名ってば可愛いなぁ



まふゆ「…着いたね、フェニラン」


『おー、……観覧車でか』



想像以上の何倍も広そう、中はどうなってるんだろう




＊




『すごい、まさにテーマパークって感じ』



もう夕方なのにお客さんけっこういるし、お店もまだ開いてるところがたくさんある


まふゆの言ってた通り、人気の場所なんだね



瑞希「ねえみんな、せっかく来たんだし何回かアトラクションに乗ろうよ！」



瑞希すごくはしゃいでる、たしかにこういうの好きそうだしね


絵名と奏は遠慮がちだったけど、私が乗ってみたいと言えばそれなら…と、一緒に楽しむことになった


ちなみにまふゆはどっちでもいいらしい



ーーーーー



瑞希「コーヒーカップ、久しぶりだけど面白いっ！」


絵名「てかまふゆ、それ回すのストップ！スピード出しすぎだって」


まふゆ「？瑞希がこれを回した方がみんな楽しめるよって言ってたから、試しにやってみただけ」



奏「も、もう駄目…目が回る……」


『奏、しっかりして〜っ！』



ーーーーー



絵名「空中ブランコならいい感じに楽しめるね」


奏「私はこれくらいがちょうどいいかも」


『私も、これけっこう好きだな』



ーーーーー



絵名「むりむりむり…っ、うわぁぁぁー！」


瑞希「あははっ、チョー楽しい！」


まふゆ「…。」




ーーーーー




奏「…はぁ、はぁ、もう限界…」


絵名「わ、私も…」

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