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40話 予想の斜め上というやつ ページ42

『まふゆが生徒会長に…!?』


まふゆ「とても嬉しいけど、どうして私を?」


生徒A「実は今の生徒会長、この学校の思い入れが強くて…
だから生半可な気持ちの人には生徒会を受け持ってほしくないんだって」


『なるほど…』


生徒A「そこで行事で活躍したり、よく部活の助っ人を頼まれてる朝日奈さんなら生徒会を任せられるって話になったんだ」


まふゆ「生徒会長、そこまで考えて私を推薦したんだ…」



まふゆ考え込んでるみたいだけど実際はどう思ってるんだろう


そもそもこんなに頼まれたら断りづらいよね


そんなことを考えていると私たちの会話を聞いていたのか、数人の生徒が集まってきた



生徒B「私も朝日奈さんが生徒会長で良いと思う!」


生徒C「朝日奈さん運動も勉強もできるし生徒会でもテキパキこなしそうだよね」


生徒B「Aさんもそう思わない?」


『え、う、うん…』



突然私に振らないでー、ていうかこれじゃあまふゆの意見を話せないでしょ


みんなまふゆの努力を知らないで


いっそのこと私から断るように伝えるしか…



まふゆ「その話、私で良ければ引き受させてくれないかな」


『え』


生徒A「本当!?ありがとう!

……そうだ!それと朝日奈さんが良ければAさん、副会長にならない?」


『わ、私!?』


生徒A「Aさん、朝日奈さんと仲良いでしょ?
他の人がなるより朝日奈さんのことを知ってる人の方が良いと思ってるんだけど…
まだ時間もあるし、考えがまとまったらまた教えて」




そう言ってその子は生徒会室に行くため急いで教室を出た


…突然のことに頭が追いついてこない


ぼーっとしているとさっき集まってきた生徒から、「Aさん副会長似合いそう」「もし立候補するなら投票するよ」と言われた


意外と回りからの反応は良いみたい……少し考えて見ようかな



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



えななん「へぇー、そんなことがあったんだ」


『そうなんだよぉ…』



今は25時前に全員揃ったから時間になるまで今日学校であった出来事を話している

41話 ほんの少しの前進→←39話 優等生の推薦状



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みずな(プロフ) - 面白かったです!連載終わっちゃったの寂しいな… (2022年3月24日 20時) (レス) @page9 id: 6e79866175 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らねい | 作成日時:2022年2月28日 18時

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