優等生と劣等生。【プロセカ】

39話　優等生の推薦状 ページ41

〜教室〜




『おはよー、まふゆっ！』


まふゆ「おはよう…ふふ、今日調子良さそうだね
何か良いことでもあった？」


『まぁそんなところ♪』



良いことって言っても珍しく今朝、目覚めが良かっただけなんだよね


早めに寝ても体調が悪くなる一方だったんだけど、セカイで休んだ翌日から頭もスッキリしてるんだ



まふゆ「元気そうで良かった
実はけっこう前から心配してたんだよ？」


『え、そうなの？』


まふゆ「学校もだけどニーゴのときなんて特に具合悪そうだったから」



うそ、そんなに分かりやすかった？


いや待って、ただまふゆの観察力が鋭いだけじゃ…



まふゆ「奏たちも心配してたから体調が戻ったこと、報告しないとだね」


『(みんな気付いてたの…！？)そ、そうだね…』



…私ってこんなに分かりやすいの…？(２回目)



そうこう話しているうちに担任が来てホームルームが始まった



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



担任「――最後に連絡です
今日から生徒会選挙の活動が始まります
生徒会役員に立候補したいという人がいれば、生徒会室まで立候補の用紙を取りに行って下さい
以上で朝のホームルームを終わります」



生徒会かぁ、中学のときはやってたけど今はそこまで興味は無いかな


まふゆはどう思ってるんだろう、ちょっと聞いてみよう








『まふゆ、さっきの生徒会の話なんだけど立候補考えてたりする？』


まふゆ「んー…、私は今のところ考えてないかな
予備校もあるし、放課後は時間取れそうにないな」


『そうだよね、まふゆ忙しいし』


まふゆ「Aは生徒会、気になるの？」


『ううん、私は全然――』


？「…朝日奈さん、今いいかな？」



二人で話していると、クラスの子が話しかけに来た



まふゆ「どうしたの？」


生徒A「私前に生徒会の役員だったんだ



…それで生徒会長から朝日奈さんを推薦したいって」



まふゆ「え…？」 『えっ…！？』

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