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27話 ▽ ページ29

『ミクー、遊びに来たよ〜』



いやホントは遊びに来たわけじゃないけど…あれ?


今日は静かだ、みんな用事があるのかな?



「いらっしゃい、A」


『ミク!良かった、遠くまで行ってるのかと思ったよ』


「セカイに誰かが来たときは、分かるんだ
それにしても、Aが一人でセカイに来るなんて、珍しい」


『あー実はね、ちょっと疲れててここで休ませてほしいんだ』


「そうなの?大丈夫…?」


『へーきへーき、休めばなんとかなるっ!』


「それならよかった…そうだ
この前瑞希からもらったブランケット、持ってくるね」


『うん、ありがとう!』



やっぱりセカイは静かだから落ち着く…





『…ん?』



ふと視線を下に逸らすと何か光るものが落ちていた


なんだろう……ちょっと触るくらいなら、いいよね


そう思い、キラキラした何かに触れようとした、が



『えっ、何…!?』



突然目も開けられないほど、辺りが眩しくなった





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



奏Side



奏「…よしできた、あとは調整するだけだから少し休憩しよう」


ミク「奏…!」


奏「ミク、どうしたの?」


ミク「大変、Aが…Aがいなくなっちゃった…!」


奏「え…!?」



いなくなったって、どういうことだろう


…とにかくセカイに行ってみよう








奏「ミク、Aがいなくなったってどういうこと?」


ミク「分からない…Aがいたところが、いきなり光って…気付いたらいなくなってた…」



そんなことが…でもどうして?



「っ、私、みんなに連絡するから、ミクはここで待ってて…!」


早く、急がないと…!



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



まふゆSide



「……。」



部活が終わって帰ってきたけど、まだ予備校の課題が終わってない


今日は早めに終わらせて、作詞の方を進めよう


…それにしても今日のA、いつにもまして元気が無かったな


…?ナイトコードから通知が来てる……奏からだ





「…!」



K<みんな急にごめん
さっきミクからAがいないって来たの
すぐにセカイに集まってほしい>



「Aが……?」



…セカイに、行かなくちゃ

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みずな(プロフ) - 面白かったです!連載終わっちゃったの寂しいな… (2022年3月24日 20時) (レス) @page9 id: 6e79866175 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らねい | 作成日時:2022年2月28日 18時

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