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番外編 25話 初めての後輩 ページ27

『まふゆ、次は移動教室だよね』


まふゆ「うん、そろそろ行こっか」



今日の授業は移動が多くて大変


挙げ句の果てには体育もあるというのにまふゆはいつもと変わらない様子、さすがだ






?「あ!朝日奈センパイ!」



渡り廊下を歩いていると、ピンク色のボブの子がまふゆを呼んでいた



?「こんにちは、朝日奈センパイ!」


まふゆ「鳳さん、こんにちは」


『えっと、まふゆの知り合い?』


鳳「はい!あたし、一年の鳳えむって言います!」


『私はまふゆと同じクラスのAA、よろしくね』


えむ「よろしくお願いします!」



めちゃくちゃ元気な子だな


それにまるで珍しいものを見るかのように、私のことを見てくる


…なんか顔に付いてるのかな



まふゆ「ふふっ、私が休み時間に誰かといるのが珍しいんだよね」^^


えむ「えっ!そ、それは…」



あー、だからそんな表情してたんだ


…ていうかなんか怖がってない?



まふゆ「私は全然気にしてないよ」


えむ「そう、ですか?それなら良かった〜
……でも、朝日奈センパイに仲の良いお友達がいてあたし、すっごく嬉しいです!」


『えむちゃん…』



そっか、まふゆはずっと誰にも相談しないで一人で頑張ってきたんだよね


家でも、学校でも…



『私とまふゆは超絶仲良しだもん
ね、まふゆ!』


なんて言いながら、いたずらにまふゆの腕を絡めた


まふゆ「!…もうAったら」



えむ「(あ…!朝日奈センパイ、今ちょっと笑った気がする!
嬉しいなぁ……あ、そうだ!)


えむ「朝日奈センパイ、Aセンパイ
もしよければ時間があるときに、フェニックスワンダーランドに遊びに来てください!」


『ふぇにっくすわんだーらんど?』


まふゆ「近くの遊園地だよ、かなり人気があるんだ」


えむ「そこでキャストとして友達とショーをしてるんです
わんだほいなステージにするので、ぜひ見に来てください!
それでは!」




鳳さんはヒューンッ!と音が立ちそうな勢いで去っていった




……ん待って、わんだほいって何…?

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みずな(プロフ) - 面白かったです!連載終わっちゃったの寂しいな… (2022年3月24日 20時) (レス) @page9 id: 6e79866175 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らねい | 作成日時:2022年2月28日 18時

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