優等生と劣等生。【プロセカ】 (ページ23)

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21話　作戦成功？ページ23

「それはAと決めようと思ってたからまだだよ
Aはどこか行きたい場所ある？」

『そうだな…』

３人を説得するためにも曲作りに関係してる場所の方がいいよね

遊園地とかショッピングモール？んー、どこがいいのかな…

あ、アクアリウム

ふとまふゆの部屋にあったアクアリウムのことを思い出した

『それなら水族館なんてどうかな
そこならけっこう涼めると思うし、曲のインスピレーションが湧くかもしれない』

「いいじゃん、いいじゃん！それじゃあ今日の夜、ナイトコードで作戦開始！」

『おー！』

もしかしたらこれをきっかけに、まふゆに何か変化があるかもしれない

そうと決まれば、なんとしてでもこの計画を成功させないと！

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絵名「瑞希、さっきからずっとそわそわしてない？」

瑞希「え！？そ、そうかなー…？」

奏が作ったデモを聴くためセカイに集まることになった

そのときに瑞希から連絡が来て作戦を実行しよう、ということになったんだけど…慣れてないのか言い出すタイミングが無いのか、ずっと落ち着かない様子

瑞希「やっぱりAが言ってくれない？
ボクじゃもう無理そう…」ﾎﾞｿｯ

『だね、分かった』

たしかに今瑞希が言っても拒否される未来しか見えない

ずっとバレそうな感じがしてたし、私から直接言ってみよう

『ねえみんな、ちょっと聞いてほしいことがあるんだけど…』

ミク「どうしたの、A？」

『えっとね、実は、最近みんなでどこか出かけたいと思ってたんだ
まだニーゴで遊びに行ったこと無いし、良ければ夏休みに一緒に水族館に行かない？』

「「…。」」

あれ、なんで全員黙ってるんだろう…

ハッ！もしかして誘ったのマズかった…！？

絵名「…なるほど、そういうことだったんだ」

瑞希「『え？』」

まふゆ「さっきから二人の様子が変だったから、なんとなく何か言いたそうだと思ってた」

『私も！？』

奏「それに瑞希、ずっと何かAのことを目で訴えかけてたし…」

瑞希「あはは、やっぱりバレてたか…」

『どうしよう、作戦失敗ならもう諦めるしか…』

絵名「まだ誰も行かないとは言ってないでしょ」

『うんうん、……っていいの！？』

私が目を見開いて驚いていると、「当たり前でしょ」と言われた