1話 春の出会い ページ2
”…って、思ってたのと違ってたね”
”え、あー、ごめんね頼んじゃって”
”次は頑張ろう、きっと上手くいくよ”
もう隠そう全部、傷つかないために
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―――!
『…。また涙…』
気付けば涙が頬を伝っていた
登校初日、早々最悪な夢を見たな
ふと窓を見るといつの間にか桜が満開になっていた
…今日は雲一つ無い良い天気だ
早く身支度済ませなきゃ
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学校着
集会も終わり今年の担任の先生(若い女性の方)に自分の教室まで案内された
先生「ちょっと廊下で待っててね」
私は頷いたがとてもぎこちなかっただろう
なにせ、緊張していたのだから
やっぱりこればかりは慣れない…
私は今回初めて引っ越ししたわけではないのだ
色々考えているうちに先生が中に入っていいとの事
私はそのまま教室に入った
『は、はじめましてAAと言います。○○女子学園という学校から来ました、よろしくお願いします!』
拍手が教室に響いた、視線があちこちから……ヤバい
ある人は「高校で転校?」「あの子可愛くない?」など色んな声が
先生には一番後ろの廊下側の席に座るよう言われた
うぅ、まだ視線を感じる……
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生徒A「Aさんよろしくね!分からない事があったらなんでも聞いて!」
生徒B「ねえねえ、前いた学校ってどんな所だったの?」
あぁ、こういうの苦手なんだけど…それにどうせ一時的なものだよ、きっと………
生徒A「まふゆもー、こっち来て一緒に話そうよー!」
そういうとある女子がこちらへ向かって来た
何故だろう
その子は他の人とは違う雰囲気があった―――
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みずな(プロフ) - 面白かったです!連載終わっちゃったの寂しいな… (2022年3月24日 20時) (レス) @page9 id: 6e79866175 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らねい | 作成日時:2022年2月28日 18時