血濡れの京人形は武道の姉！！ 弐！

壊す ページ42

万次郎は一瞬にして３人をノシた。あの怪我で・・・化けモンだよ、アイツ。
でもさすがの化けモンにも限界が来たらしい。膝をついて意識を飛ばしてしまった。

圭「そろそろか？」
「アイツが東卍だって名乗るまで待って。名乗った瞬間、アイツを潰す理由が生まれる。そこを叩く。」
圭「・・・よし。」

ほら。やっぱ殺すの躊躇ってんじゃん。

黒マスクの男が万次郎に殴りかかるが・・・

ﾄﾞｺﾞｯ‼

一人の男がそれを阻んだ。

稀「東京卍會・参番隊 隊長。稀咲鉄太。大将はウチの隊が責任を持って守らせてもらう。」

わざわざ、俺がやりました凄いでしょ宣伝をしちゃって・・・。どこぞのヒーローだよ。
でも、まぁ東卍にとっちゃ正しくヒーローだな。絶体絶命の総長の首を守ったんだから。
服や顔に汚れが少しも付いていない。ちっとも喧嘩してねぇじゃん。ちゃんと喧嘩やってる隊長に土下座して謝れよ。

「・・・行くよ。」
圭「あぁ！」

お前の計画、全部ぶち壊してやるよ。

圭「この時を待ってたぜ。」

貴、圭「「稀咲ぃっ！！」」

圭介が鉄パイプで稀咲を殴り、私は足場を崩す。廃車から落とすはずが、部下によって阻止された。
私たちは他の部下に首根っこを掴んで放り投げられるが、ナメんな。空中でクルリと回って着地し、圭介を受け止める。

稀「ブンブンブンブン、俺の周りを嗅ぎ回ってる蝿たちだ。叩き殺せ。
ただし花垣京は殺すなよ。」

は？何で？もしかしてナメられてる？ていうかこの美少女に対して蝿って最低だな。さてはお前嫌われてるだろ。

圭「・・・上等だよ、稀咲！！」
「私を敵に回したことを後悔させてやるよ。」

すると千冬が止めに入ってくる。私たちは千冬をどかせようとしたけど、それでも千冬は壱番隊 副隊長としての務めを果たすために粘ってくる。
私たちは、それを無下にして、千冬を追い詰めてどかすしかない。
今度は武道が乱入。圭介に組み付く。失神してもおかしくないところを打たれたのに、武道はまだ圭介にしがみつく。いったい何が、武道をこうまでさせる？

武「俺が場地くんを守るんだ・・・！」

守る・・・圭介が死ぬ？

圭介の背後にはカズが迫ってきていた。その手には、ナイフ。
あんのクソ野郎！！カズを唆したな！！

ﾄﾞｽｯ‼

It's a show time.→←暗殺作戦開始！！！！

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