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ごめんね、万次郎 ページ30

ドラケンくんを救い、ミッションを終えた俺は現代へ戻った。

ヒナと姉ちゃんがいる未来へ―――

ーーーーーーーーーーーーーーーー

万「大事なモン壊すしか脳がねぇなら、俺がここで壊してやる。」

万次郎のこの目。知っている。

あの日・・・私や圭介を殺しかけた時の目だ。
圭介のもとから離れ、万次郎とカズの間に割り込む。そうじゃなかったら、きっと万次郎はカズを殺してしまう。

「待って、万次郎。これはカズの責任じゃない。」
万「どけ、京。」
「どかない。だって、」

「私がカズの出所日を無理矢理早めたから。」

万「・・・どういうことだ。」

私が病院に運び込まれ、目を覚ました日。カズが年少に入ったと知った日。
私は私にできる全てを注ぎ込んで、なんとかカズの年少に入れられる期間を2年に縮めた。
そうすれば、2年経てばまた元通りになると思ったから。

でも、佐野道場に行けば万次郎は私や圭介を殺しかけるし、
私はそれに怯えて東卍を抜けてしまって、
色々と予定が狂った。

確実なのは、2年経っても私たちはもう元の関係には戻れないということ

「本来だったら、カズはこの場にいるはずなかった。それを私が無理矢理、引き出した。
圭介が死んだのも、カズのせいじゃない。更生しきれなかったカズを引き出した私の責任。」
万「・・・場地が死んだのは、お前のせいっていうことか?」
「うん。」

万「お前が俺の大切なモンを攫ったんだな。」

「・・・うん。」

バキッ‼

万「殺す。」

ゴキャッ‼

万「殺す!!」

万次郎が私に馬乗りになって首を締めてくる。顔を何度も殴ってくる。

息ができない

頭骨が砕けてゆく

「まん、じろー・・・ごめん、ね・・・。」

果たして、私の声は届いたのだろうか。

ポタッ

頬が何かで濡れる。
ぼやける視界の中、万次郎が目に涙を溢れさせているのを最期に

ゴシャッ‼

私の意識は途絶えた

姉のことは忘れるな→←細かい奴はモテるのか?



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シオン(プロフ) - 12年後もタカちゃん辛いよ〜〜 (2022年8月1日 19時) (レス) @page50 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - いヤァ〜夢主止めろ〜真一郎も早く目覚めて!!! (2022年7月31日 21時) (レス) @page45 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 作者さん» トラがついてるので、もうトラちゃん呼びになってます。 (2022年7月30日 17時) (レス) id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - シオンさんって一虎くんのことをトラちゃんって呼んでるんですね。可愛いです。いつもコメントありがとうございます。元気百倍アンパンマンですよ〜〜。 (2022年7月30日 16時) (レス) @page35 id: db786199f7 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - あの場面〜〜場地さんのあの台詞…トラちゃんの事を教える場面…今日の東リベ絶対泣く (2022年7月30日 16時) (レス) @page35 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2022年7月21日 14時

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