83抗争 ページ24
隆とのお祭りデート。
食べ歩きとか射的ゲームとかをした。お気に入りはやっぱり綿あめ!お祭りに来たらこれだよね〜〜〜。射的ゲームはクソだった。あれ絶対細工してある。クソだ。あのケチ親父。
「うわーー、これ絶対花火見れないじゃん。お祭りの醍醐味なのにぃ!!」
三「そうだな・・・。ハァッ」
隆も花火を楽しみにしてたらしい。すごい残念そうにため息ついてた。
三「でも、ま!楽しかったわ!」
「なぁにが楽しいじゃ。浴衣のせいで満足に食えなかったじゃねーかよ。」
通気性は異常なしだったが。
帯の締め付けのせいで5つくらいでもう食べられなくなった。
三「それでも、楽しかったろ?少なくとも、俺はお前と回れて楽しかったぜ?」
「・・・」
三「素直になれって。」
「・・・楽しかった。」
わざわざ言わせるなんて、ホントズルい男だ。
「・・・楽しかったから、お礼に良いこと教えてあげる。」
三「?」
「ペーヤンのこと。」
ペーヤンと聞いて、隆の表情が引き締まった。さすが同中。彼の異変にも気がついてるんだろう。
「愛美愛主は壊滅したけど、その残党を引っ張ってる奴がいる。
んで、ペーヤンはその残党とツルんでる。パーちんが捕まったのはケン坊のせいだって思ってるらしくてね。
ついでに、喧嘩賭博のことで問題起こした、キヨマサって奴いるでしょ?ケン坊に逆恨みしてるみたいで、そいつも愛美愛主とツルんでる。
要はドラケン狩りってね。」
三「・・・悪ぃ、京。俺行くわ。」
「デカい抗争になるだろうから、幹部あたりを呼んどくわ。あとは幹部が何とかするっしょ。どこにいるかは分かってっから、大船に乗ったつもりで待っときな。」
三「さすがだな。」
隆と別れ、そのままダッシュ。最短距離でまず圭介の家に向かう。もちろん浴衣は汚さないように。
圭介の部屋の窓をノックする。
「圭介。」
圭「京!お前ホントどっから、」
「時間がない。すぐに東京卍會の奴ら集めて。場所は武蔵祭りの近く。ケン坊のピンチだよ。」
圭「!!、おう。」
特攻服に手をかける圭介。私はその間に千冬の部屋へ。
「千冬。」
千「京さん?!!アンタ何やってんスカ?!」
「ケン坊のピンチ。特攻服に着替えな。場所は圭介について行け。」
返事を待たずして、もっとも効率の良い道順で幹部に知らせに行く。顔は知っててくれてたみたいで、すぐに準備してくれた。
三「間に合ったか。」
「私を誰だと思ってんの。」
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シオン(プロフ) - 12年後もタカちゃん辛いよ〜〜 (2022年8月1日 19時) (レス) @page50 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - いヤァ〜夢主止めろ〜真一郎も早く目覚めて!!! (2022年7月31日 21時) (レス) @page45 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 作者さん» トラがついてるので、もうトラちゃん呼びになってます。 (2022年7月30日 17時) (レス) id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - シオンさんって一虎くんのことをトラちゃんって呼んでるんですね。可愛いです。いつもコメントありがとうございます。元気百倍アンパンマンですよ〜〜。 (2022年7月30日 16時) (レス) @page35 id: db786199f7 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - あの場面〜〜場地さんのあの台詞…トラちゃんの事を教える場面…今日の東リベ絶対泣く (2022年7月30日 16時) (レス) @page35 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2022年7月21日 14時