24話《Remake》 ページ24
＿No side＿
A「もう遅いから、寝るね」
イザナにそう言うと、「ん」と軽く返事をされ、Aがベッドに移動すると、イザナもそれに着いてきた。
A「？一緒に寝る…？」
イザナ「当たり前♡」
「そっか」と零し、Aが布団に入ると、イザナも入ってきた。
入ってくるなり、イザナはAを強く抱き締めた。
A「イザナ？」
声を掛けるが反応は無く、腕を退けようとするとその腕は思い切り掴まれた。
イザナ「……お前は…オレのモンだろ？
なのに何で他のやつに会う？
他のやつを目に映す？
お前にはオレしか居ないのに。お前の主は誰だ？オレだろ？
じゃあなんで……」
ブツブツと呟き始めるイザナに何かしらを感じたのかAはイザナを宥めようとする。
A「ボクにはイザナしかいないよ、ボクの主はキミ、黒川イザナだよ、」
イザナ「なら………」
イザナはAに馬乗りになり、Aの首に手をかけた。
イザナ「もう一回作り直してやる♡」
イザナは両手でAの首を絞める。Aも苦しいのか、イザナの手を離そうと首元に手をやるが、イザナはもっと強く首を絞める。
軈て「あ"………ぁ"…」と苦しそうな声がAから聞こえた。
A「……イ"…ザナ"…な……で…」
イザナ「作り直してやるって言ってんだよ、次はオレ以外見えないようにしてやるからな♡
Aにはオレしか居なくなるだろ♡
それでいいんだよ、
大人しく今の『A』は消えろ♡オレの命令だ♡」
イザナは清々しいほどの笑みを浮かべまた力を込めた。
A「……わ…かっ……た」
Aはその言葉を最後に動かなくなった。
死んではいない。死んではいないのだが、
Aの全てを支えていた『ボク』がイザナの望み通り消え、動かなくなったのだ。
イザナは笑顔でAの頬に手を添えた。
イザナ「すぐ帰るから待ってろよ♡また作ってやるからな♡」
イザナはポンポンと頭を撫で、部屋から出ていった。
一人になった部屋で、Aは静かにこう零す。
A「…イザナでもダメ…か。なら次は何処だろうな。『俺』を見つけてくれる人は…」
先程まで見ていた窓から夜の月光が入り込み、それはAの顔を照らした。
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シガラキ(プロフ) - ひー(比古)さん» 反応が嬉しすぎます！ありがとうございます！リクエストあればまたお願いします！ (2021年10月29日 7時) (
レス) id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
ひー(比古)(プロフ) - リクエスト応えて頂きありがとうございます🥺❤️めっちゃ嬉しいです！ニヤニヤしながら読みました！イザナにプレゼント🎁買っていたけど何買ったのかな😊 (2021年10月29日 6時) (レス) @page22 id: f1c378431b (このIDを非表示/違反報告)
シガラキ(プロフ) - ひー(比古)さん» 了解致しました！リクエスト本当にありがとうございます！必ずそうさせて頂きますので、少々お待ちください。 (2021年10月27日 7時) (レス) id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
ひー(比古)(プロフ) - えっ！！ほんとですか？？いいんですか？？🤤リクエストはバジさんとか春千夜とか灰谷兄弟とかもし絡みがあったらみたいなぁーって思ってます！ (2021年10月27日 1時) (レス) id: f1c378431b (このIDを非表示/違反報告)
シガラキ(プロフ) - ひー(比古)さん» 返信遅くなってしまい申し訳ありません。ありがとうございます、そのように言って頂けると本当に嬉しい限りです。何か話のリクエストございましたらお願い致します。必ずお受け致します。 (2021年10月25日 21時) (レス) id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：匿名F | 作成日時：2021年10月17日 10時
