無気力で冷酷な美少女生徒は異様に愛される【スノスト】

【番外編】そんなことある...？【2/14】 ページ25

田「(.....)」



2月14日、それは学校にいる男子の心臓が鳴り止まない日



この学校には女の子がAしかいないし尚且つAは全然人と関わりを持たない。


だがもしかしたら何かの間違いでチャンスがあるかも....と淡い期待を抱いてる男子が大多数



あいつらと比べたら俺は絶対もらえるはずと思い込んでる男子が12人




だが今は四限目。



てっきり朝にもらえると思っていた彼らは不安でいっぱいだった




田「(お昼にもらえるのかな)」




周りの生徒よりはもらえるだろうと自信があった彼らだがハッキリと聞く勇気はない。




もらえなかったら恥ずかしいし、なによりなんだかカッコ悪い。



変なプライドが邪魔をし素直になれないまま、お昼休みに.....






ーーー

ーー

ー



いつも通り屋上にて昼食を摂る一年組



みんな明らかにそわそわしていてわかりやすすぎるがそういうのに鈍感なAは全く気づかず




松「(聞きてぇ〜....めっちゃ聞きたい)」


向「(誰かすっと聞いたらええやん！！)」


田「(じゃあ、康二が聞いてよ！)」


向「(いやや！)」


田「(なんで！？)」


岩「(チョコくれないのかなぁ...)」


阿「(聞きたい！知りたいけど恥ずかしいし...///)」


ジェ「(流石の俺も聞きにくーい！！！AHAHA)」


松「(脳内でもその笑いなんだ)」



Aを囲んで百面相する彼ら



誰がどう見てもわかりやすい顔をしてるがAは全く気づかない

【番外編】そんなことある...？2【2/14】→←事情

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す