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其の二 ページ3

三橋「よっ、A、」





あ「…うっす」





学校の席に座っていると三橋と伊藤が来た。





伊藤「おお、今日は一段と機嫌が悪いね」





苦笑いする伊藤。そんなに機嫌悪そうか?





三橋「何かあったのかね?
この三橋様に話してごらんなさい!」





そう言いながらエアーマイクを向けてくる。





あ「実はよ、喧嘩売られたから買おうと思って裏番だって言ったら逃げられてよ。

こっちはやる気満々だってのに。」





三橋「うーわ、もう俺達とは違う次元の方」





伊藤「いや、ヤクザ相手に回してるから
ある意味俺らも同じ立場。」





あ「ははっ、そうだったな。」






三橋「A〜!
あんな卑怯モンやめて俺にしようよお〜!」





あ「ふざけんな、殺されてえのか」





三橋「ねえそれ冗談に聞こえないからやめて?」





あ「ああ、すまん。
でも喧嘩の時はお前のその金髪、刈り上げてやるよ」





三橋「はいっ、とっても相良さんとお似合いですっ」





伊藤「そう言えば、喧嘩の時はどっちにつくんだよ」





あ「ん〜……どっちっつーか、自分が正義だと思った方」





三橋「じゃあ相良も殴れんのか?」





あ「…そこなんだよねぇ」





三橋「だよね〜」





あ「実は猛に帰らされるから
開久と喧嘩したことねえし、
開久側で喧嘩したこともねえんだよ。」





伊藤「守られてるね〜」





あ「…そうなのか?」





私は足手まといだから、
喧嘩やらせてくれねえのかと思ってた。





三橋「やらせるわけねえだろ、
自分の大切な女に喧嘩なんて。

出させてたら、血と涙だけじゃなくて情もねえよ」





そう言いながら早弁してる三橋。





…早弁しようかな。





三橋の弁当見てたら腹減ってきた。





女1「や、山本さん…!」





あ「ん?」





女1「山本さんの事呼んでる人がいて…」





あ「おっ、いっちょやりますか。」





伊藤「いってらっしゃーい」





こんな昼間に誰だろ。

其の三→←其の壱



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ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 相良様今日から俺はの中で一番大好き格好良過ぎ 溺愛されたいって思う位好き (2018年11月28日 20時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
星夏(プロフ) - もちさん» ご指摘ありがとうございます!プロフィールの方を間違えてました。笑 (2018年11月21日 12時) (レス) id: 2e1097fe2f (このIDを非表示/違反報告)
もち - profileのところは藤本なんですが、ストーリー中では山本になってますが…(上から目線ですみません) (2018年11月21日 6時) (レス) id: a39dedaf45 (このIDを非表示/違反報告)
もち - かわよきです(`・ω・)b (2018年11月21日 6時) (レス) id: a39dedaf45 (このIDを非表示/違反報告)
もちまる - はぁ…好きすぎて辛いです.. (2018年11月20日 1時) (レス) id: c6acd2380c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:星夏 | 作成日時:2018年11月15日 0時

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