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其の十四 ページ15

あ「ん…、」





あれ、ここは…





あ「なんで…っ…」





相良「なんでって…お前は俺の大事な女だからな」





目が醒めると開久にいた。





いつもの中庭ではなく、保健室のベッドの上だった。






横を見れば私の手を握ってる猛がいて…





あ「私っ、あんな酷いことしたのに…」





相良「お前のプライド踏みにじること言ったのは俺だ。すまねぇ…」





あ「私こそ猛の言うこと聞かずに行っちまって悪かった。…彼奴らは?」





相良「東京に逃げやがった。

でも、三橋と伊藤が仕留めにいくだろうな。」





あ「じゃあ任せれば大丈夫だな」





相良「A、」





あ「ん?」





ものすごい真剣な顔をして見つめて来る猛。





…んだよ、こんな顔、まじで進級できねぇってなった時以来だ。←






相良「俺に、守らせてくれ_____」





あ「…え?」






相良「Aは喧嘩の時一人で行くだろ?
それで傷つくって帰って来る。

…俺、もうお前が傷つくるの見たくねぇんだ。
Aが千葉一のスケバンで、喧嘩強いのも知ってる。

でも…俺自分の女に傷ついてて、
喧嘩したのかって納得できる程冷めた男じゃない。


辛いんだよ…お前の傷見るの」






初めてちゃんと聞いた猛の気持ち。





喧嘩と猛、
どっちが大切なのか考えなくてもわかるだろ…





スケバン以前に私は猛の彼女なのに、
なんで猛の不安になるようなことしてんだよ…





あ「…わかったよ、やめる。」





相良「は…?」





あ「喧嘩、やめるよ」





相良「本気で言ってんのか…?」





あ「当たり前だ。

自分の愛してる人からお願いされたんだ。

断るわけねぇだろ。」





相良「A…ありがとう」





あ「あ、でも、殴られたら殴り返すよ?

それにこの格好も辞めねぇし」





このセーラー気に入ってるからな。





スケバンはやめない。





相良「それはどうぞ」





あ「ふふっ。」





相良「A」





あ「なに?」






相良「お前に傷一つつけさせねぇから。

俺が守る」





あ「…うん、よろしくね。


猛。」





いつもの何倍も優しいハグとキス。





この日______.





私は喧嘩をやめた。

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ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 相良様今日から俺はの中で一番大好き格好良過ぎ 溺愛されたいって思う位好き (2018年11月28日 20時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
星夏(プロフ) - もちさん» ご指摘ありがとうございます!プロフィールの方を間違えてました。笑 (2018年11月21日 12時) (レス) id: 2e1097fe2f (このIDを非表示/違反報告)
もち - profileのところは藤本なんですが、ストーリー中では山本になってますが…(上から目線ですみません) (2018年11月21日 6時) (レス) id: a39dedaf45 (このIDを非表示/違反報告)
もち - かわよきです(`・ω・)b (2018年11月21日 6時) (レス) id: a39dedaf45 (このIDを非表示/違反報告)
もちまる - はぁ…好きすぎて辛いです.. (2018年11月20日 1時) (レス) id: c6acd2380c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:星夏 | 作成日時:2018年11月15日 0時

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