検索窓
今日:10 hit、昨日:9 hit、合計:77,169 hit

其の十二 ページ13

相良「…弁当美味かった」





あ「えっ、もう食べたのかよ」





相良「が、我慢できなかったんだよ!」





あ「…かわいいな」





相良「うるせぇ、黙れ…///」





あ「いや無理って……!今井?!」





相良「あ?誰だそれ」





あ「お前散々殴っただろ」





相良「一々顔見ねえよ…っておい!」





なんで…なんでこんな事に…





あ「谷川まで…」




相良「こりゃひでぇわ…」





あ「おい、谷川!!誰にやられたんだよ!」





谷川「…東、京から来た奴らが…
三橋伊藤と裏番はどこだって…
今井さん最後まで答えなかったから…」





相良「裏番って、お前も追加されてんのかよ」





本当、いつのまに。





谷川「Aさん…逃げてください…

彼奴ら、ただもんじゃありません…」





あ「大丈夫だ。ここで休んどけ。

お前らがやられた分、きっちり返してくるからよ」





そう言い微笑めば、安心するかのように目を閉じた。





猛「もうすぐサツが来る、

めんどくなる前に行くぞ」





あ「…おう」





糞野郎共…




ぜってえ許さねえ。





そんなことを考えてるうちに、

開久に着いた。





あ「智司、」





智司「おう。相良から聞いたか?」





あ「あぁ。

あと、うちの今井と谷川がやられた。

半殺しじゃすまねえよ…」





相良「お前は家に帰れ」





あ「は…?なんでだよ!」





相良「傷、作って欲しくねぇんだよ」





あ「私はスケバンだ、あんな奴…!」





相良「男と女じゃ力の差がちげぇ、

今回は俺らに任せろ」




あ「っざけんな!!」




私は猛に殴りかかった。





相良「…ほら、お前のパンチは俺に通用しねえ。

頼むから、家に帰ってろ。」






あ「っくそ…」





猛に軽々しく止められてしまった。





猛の事本気で殴れる訳がないし、

叶うはずがないことも知ってる。




でも…





智司「どこに行くんだよ」





あ「…」





相良「送ってくる」





あ「来んな…次は本気で殴るぞ…」





相良「あぁ、
お前があんな緩いパンチする訳ねぇもんなァ。

でも、お前は俺に勝てねぇよ。」





あ「あ…?」





智司「…やめとけ、A」





あ「チッ…」





相良「A、」





私は猛の呼びかけを無視して、走り出した。

其の十三→←其の十一



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (152 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
519人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 相良様今日から俺はの中で一番大好き格好良過ぎ 溺愛されたいって思う位好き (2018年11月28日 20時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
星夏(プロフ) - もちさん» ご指摘ありがとうございます!プロフィールの方を間違えてました。笑 (2018年11月21日 12時) (レス) id: 2e1097fe2f (このIDを非表示/違反報告)
もち - profileのところは藤本なんですが、ストーリー中では山本になってますが…(上から目線ですみません) (2018年11月21日 6時) (レス) id: a39dedaf45 (このIDを非表示/違反報告)
もち - かわよきです(`・ω・)b (2018年11月21日 6時) (レス) id: a39dedaf45 (このIDを非表示/違反報告)
もちまる - はぁ…好きすぎて辛いです.. (2018年11月20日 1時) (レス) id: c6acd2380c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:星夏 | 作成日時:2018年11月15日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。