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弐拾陸話 ページ27

次には


若い娘「あっAさんこれ持っていって!」


娘はAに可愛い櫛を渡した


「あっ可愛いありがとうね!」


その後もたくさんの人達から物を貰ったはいいものの二本の腕しかないため持てずにいた


すると


ある人の手がAの荷物を持った


森羅「俺持ちますよ!」


スッ


「えっそんないいですよ!」


森羅「いえ持たせて下さい!俺ヒーローなんでこれぐらい当然です!」


っヒーロー…


この子今ヒーローって言った


やっぱりこの子はあのときの森羅君だ


「ふふっじゃーお言葉に甘えますね!」ニコッ



森羅「はい任せて下さい!」


スタスタ


「ふふっ桜備大隊長さん」


桜備「はいなんでしょうか?」


「あなたはいい部下を持ちましたね。」


桜備「はい森羅が第八に入ってくれて今でも思うんです。本当に第八に来てくれてありがとうって」



するとAは小さな声で


「あなたのその優しさにみなさんがついて行ってるんですね。」


桜備「えっ今何と?」


「いいえ何でもないですよ。あっそろそろつきますよ。」


スタスタ









〜〜NOside〜〜


おじさん「おー紅丸ちゃんおはよう!」


おばさん「紅丸ちゃん見回りかい?」


おばさん「紅丸ちゃん大福作ったからAちゃんとみんなで食べて!」


紅丸「あ゛ぁ゛いつも大福いらねぇーつってんだろババァ!」


おばさん「ふふっ」





紅丸「…作りすぎだ。」


スタスタ


おじさん「三日ぶりだな紅丸ちゃん!今日は酒に付き合って貰うぞ!」





スタスタ


紅丸「ちっうるせぇー」


紅丸はあの後、Aが見回りに行った事を紺炉から聞いて急いで見回りに向かった。


そして今現在見回りをしているときにたくさんの人から食べ物を貰ったり、酒に誘われたりとしていた



そして紅丸は屯所に着くと


ドサッ

先程おばさんから貰った大福を床に降ろし


紅丸「ババァの作った大福だ。食いてぇー奴は勝手に食え」


すると奥の扉からヒカゲとヒナタがヒョコっと顔を出した


そしてスタスタと大福の元へ歩いて行った


ヒカゲ「死にぞこないのクソババァの大福大好き!」


ヒナタ「大福作らねぇーババァなんて死んだ方がましだぜ!」


ヒカヒナ「うっひぇひぇひぇ!」


紅丸「…ヒカゲ、ヒナタお前らなぁー」


ヒカヒナ「なんだよ若。文句なら受け付けてねぇーぞ!」





紺炉「若の台詞ですぜ」


紅丸「あ゛ぁ゛文句なら受け付けてねぇーぞ」


紺炉「ほらそれ。」

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カオリ(プロフ) - やよいさんコメントありがとうございます!違う作品を書くのに夢中になってしまいました!楽しく読めていただけて嬉しいです!更新していきますので、これからもよろしくお願いいたします! (2021年4月2日 18時) (レス) id: ef7223e9a6 (このIDを非表示/違反報告)
やよい - とても面白かったです 文をまとめるのがすごく上手ですらすら読めて見ていて楽しかったです!更新楽しみにしています (2021年4月2日 16時) (レス) id: 90306a3c24 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カオアップル | 作成日時:2021年2月21日 1時

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