弐拾肆話 ページ25
「あっ若起きたんですか?おはようございます!お水飲みます?」
紅丸「あー頼む。頭がいてぇー」
ガシガシ
「なら少し待ってて下さい。」
スタスタ
キュッ コトコトッ
スタスタ
「はい!若お水ですよ。」
紅丸「ありがとうな。」ゴクゴク
紺炉「…若、俺一口も飲んでないんだが?」
すると水を飲み終わり、コップをテーブルの上に置いた
紅丸「だからAに買ってきて貰えばいいじゃねぇーか。」
「そう来ましたか、でもいいですよ。若も気に入ったようですし。」
紺炉「すまねぇーなA」
「いえいえ。まず全部飲んでしまう若が悪いんですから、紺さんが謝ることじゃないですよ。」ニコッ
紅丸「あ゛ぁ゛?A今なんつった?」
「何でもないですよーー!さっご飯食べましょ?」
紅丸「おいっ!まだ話し終わってねぇーぞ!」
紺炉「いいからいいから。早く若も座って下さい。Aが作った飯が冷めっちまいますよ。」
ヒカヒナ「さっさと座れ若ーー!」
紅丸「ちっ、分かったからたくっ」
スタスタ
ストッ
紅丸も座り、みんなが集まったことを確認して
手を合わせ
パンッ
A以外「頂きます!」
「はーい召し上がれ!」
ガツガツモグモグゴックン
ヒカヒナ「旨いぞA!」
「えっ本当!本当に?!」
紺炉「旨いぞAこれからは朝、毎日俺じゃなく味噌汁も作ってくれ。」
「やったー!紺さんに褒められた!」
バンザーイと手をあげているとヒカゲとヒナタは紅丸に声をかけた
ヒナタ「若、Aの飯どうだ?」
ヒカゲ「どうなんだ若っ!」
そう言われた紅丸に口の中にあった食材をゴックンと飲み込んだ
紅丸「…うめぇー」
パクパク
ヒカヒナ「それだけか若ーー!」
紺炉「コラコラヒカゲ、ヒナタ早く飯食え!」(それに紅は喜んでるようだしな。)
「ふふっ良かったです。」ニコッ
数分後
パンッ
全員「ごちそうさまでした!」
「よしっお皿下さい。わたしが洗いますから。」
紺炉「俺が洗うぞ。」
「えっでも…」
紺炉「若まだ頭痛そうだし、すまねぇーが代わりに見回り行ってきてくれないか?」
あっそうだった。昨日お酒飲み過ぎて頭痛いって言ってた。
「分かりました。じゃすみませんが洗いものよろしくお願いします。」
紺炉「あー任せろ。見回り気を付けてな。」
「はーい見回り行ってきます!」
スタスタ
Aは浅草の見回りをしに外へ出ていった
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カオリ(プロフ) - やよいさんコメントありがとうございます!違う作品を書くのに夢中になってしまいました!楽しく読めていただけて嬉しいです!更新していきますので、これからもよろしくお願いいたします! (2021年4月2日 18時) (レス) id: ef7223e9a6 (このIDを非表示/違反報告)
やよい - とても面白かったです 文をまとめるのがすごく上手ですらすら読めて見ていて楽しかったです!更新楽しみにしています (2021年4月2日 16時) (レス) id: 90306a3c24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カオアップル | 作成日時:2021年2月21日 1時