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弐話 ページ3

なにもしない…信じてもいいのだろうか


「すっすいません…その背中の傷がもししみたらと思って」


?「何で謝る?あっそう言えばまだ俺の名前を言ってなかったな。紺炉だよろしくな」


「紺炉さん、わたしはAです。紅葉A」



紺炉「確かに傷に障ると危険だ。すまないが背中をもう一度見せてくれないか?」


「はい」


スルッ


紺炉「っ!…濡れたタオルで拭くが痛かったらすぐ言えよ」


そして紺炉は優しくAの背中を拭いた






紺炉「よし終わったぞ。大丈夫か?」


「ありがとうございます。大丈夫です!」


?「紺炉今大丈夫か?」


紺炉「若はい大丈夫です。」


?「入るぞ。」


ガラガラ


「あっさっきの人…お風呂ありがとうございます。」


?「いい。それより…」


「ん何でしょうか?」


チラッ


その人はなぜか紺炉さんの方を見て、紺炉さんが頷いた

なんだろう?


紺炉「…ゴッホン!若何かあったんですか?」


?「いや紺炉がいつまで経っても来ないと思ってな。見に来たんだが」


紺炉「そういうことですかい。大丈夫ですよ」


「あっあのー!」


くるっ


紺炉&?「どうした?/何だぁ?」


ビクッ


「えっとそちらの人の名前をまだ聞いてないなぁーと思いまして。」


?「んあーそう言えば言ってなかったな。俺は新門紅丸。紺炉や回りからは若って呼ばれてる。好きに呼べ。」


「紅丸さん…若…うーんどちらがいいんでしょ紺炉さん?」


紺炉「アハハッどちらでもいいって言ってるんだ。悩むことはないと思うぞ。」


紅丸「そんなに悩むことか?」


「うーん…紅丸さんと呼ばせてください!」


紅丸「へっ。あーいいぞ。」


この人の名前は紅丸さん…命の恩人


あっ!お礼言わなくちゃ!



「あっあの助けてくれてありがとうございます。」


m(_ _)m正座をして頭を深く下げお辞儀をした
その光景に紅丸と紺炉は目を大きく開き驚いた


だが大きく開いた目がもとに戻り、紅丸はAの頭をワシャワシャと撫でた


紺炉はそう様子を優しい目で見ていた




紅丸「顔を上げろ。」


「……」


紅丸「紺炉飯にするか。」


紺炉「はい若。」


紅丸「その前に何かAに着物だな。」


「えっお風呂に入らせてもらったのに、これ以上はそれに!」


すると


紅丸「…お前は今日からここにいろ。」



えっ今何て…


「えっ」


紅丸「だからここにいろっつったんだよ!」


紺炉「ふっ若…」


わたしはここにいて良いのかな。

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カオリ(プロフ) - やよいさんコメントありがとうございます!違う作品を書くのに夢中になってしまいました!楽しく読めていただけて嬉しいです!更新していきますので、これからもよろしくお願いいたします! (2021年4月2日 18時) (レス) id: ef7223e9a6 (このIDを非表示/違反報告)
やよい - とても面白かったです 文をまとめるのがすごく上手ですらすら読めて見ていて楽しかったです!更新楽しみにしています (2021年4月2日 16時) (レス) id: 90306a3c24 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カオアップル | 作成日時:2021年2月21日 1時

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