拾弐話 ページ13
紺炉「おっA！あいつら寝たか？」
「はいぐっすりです。」
コトッ
紺炉「はいよ」
「あっありがとうございます。」
コクッゴックン
「ふぅー…温かいお茶飲むと落ち着きますね」
ズズズッ
紅丸「あーそうだな」
紺炉「……A話してくれるか。嫌なら無理にとは言わない」
……
「大丈夫です。いつか話さなきゃと思ってたので」
紅丸さんと紺炉さんに過去の話をした
小さい頃に本当の家族が焔ビトとなり失ったこと、その後遠い親戚と家族として過ごしたこと
過ごしたとしても地下に連れていかれ、誰もいない冷たい部屋に一人でいた事
沢山話した
「……て言う感じです。」
紅丸&紺炉「……」
あれなんか二人して固まってしまった
まぁたしかに普通の人が聞いたら本当にってなりますよね
すると紅丸が
紅丸「……」
トン
「紅丸さん？」
紅丸「よく頑張ったな」
ナデナデ
「っ？！」
紅丸の言葉に驚いたAを見ていた紺炉が紅丸と同じように、Aをナデナデした
紺炉「お前は強いよA…」
「紅丸さん…紺炉さん…」
紅丸&紺炉「なんだ？/どうした？」
……ここに浅草にいてもいいか聞いてみようか。
いやでも迷惑をかけたくない
紅丸「……おいA」
ビクッ
「はっはい！」
紅丸「迷惑とか余計なことごちゃごちゃ考えてんじゃねぇーだろうな？あ゛ぁ゛？」
……えっ！何でわかったの？！
「なっ何でわかったの？！」
紅丸「顔を見りゃー分かるお前が考えそうなことだ。」
紺炉「思いっきり顔に出てたからな」
…マジっすか！
「うーー」
紅丸「ごちゃごちゃ考えんな。浅草が好きなんだろ？」
「はい…大好きです浅草がそれに」
紺炉「それに？」
「みなさんと一緒にいたいです。」
紅丸&紺炉「？！」
「えっと今頃ながら……我が儘言います！ずっと浅草に住んで、みんなと過ごしたいです！
我が儘言ってるのは分かってます。でも…ここにいてもいいですか？」
紅丸「…我が儘ね」
紺炉「…ふっ」
「へ？」
紅丸「まったく我が儘というからどんなことかと思えば
可愛い我が儘だな」
「かっ可愛いって真剣に言ってるんです！」
紅丸「へっ我が儘言おうが好きなだけここにいろ、てかここにいろ。
ぜってーここから逃がしはしねぇー分かったな？」
…嬉しいのになんか紅丸さんが怖い事言ってる気がする
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カオリ(プロフ) - やよいさんコメントありがとうございます！違う作品を書くのに夢中になってしまいました！楽しく読めていただけて嬉しいです！更新していきますので、これからもよろしくお願いいたします！ (2021年4月2日 18時) (
レス) id: ef7223e9a6 (このIDを非表示/違反報告)
やよい - とても面白かったです 文をまとめるのがすごく上手ですらすら読めて見ていて楽しかったです！更新楽しみにしています (2021年4月2日 16時) (レス) id: 90306a3c24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カオアップル | 作成日時：2021年2月21日 1時
