あなたと居た時間６ (ページ6)

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隆弘side

一緒に並んでお願い事をした。

俺が終わっても熱心にお願いしてる美優

端に避けて終わるのを待った。

「美優は何お願いしたの？」

「えっとねぇ……ﾅｲｼｮ。」

「ふは。何だよ(笑)教えてくれないの？」

「だって叶わ無いと困るから…。隆ｸﾝは教えてくれるの？」

可愛く笑う横顔に、お前の事頼んだなんて恥ずかしくて言えなかった(笑)

「じゃぁ俺もﾅｲｼｮ～！」

「ふふふ。叶うと良いね。」

俺の願いはずっとお前と居たい。

この1年美優が元気で居てくれる事。

ただそれだけなんだ。

みんなが参拝し終わるのを待っておみくじを引きに行った。

智と美優以外は大吉で智が中吉。

美優はまさかの凶…。

正月とかって悪いのは抜いて無いの？

美優に何かあったらって思いから咄嗟に

「俺のと交換しよ！」

「隆ｸﾝ駄目だよ。隆ｸﾝに何かあったらやだ。」

すかさず拒否られた…

俺も同じ気持ちなのに…

晃「にっしー、大吉は上が無いけど凶はこれから上って行くんだよ。美優の運取るな(笑)」

結愛は厄払いの御守りくれるからって美優を社務所に連れて行ってくれた。

真「美優の運、あん時が大凶で少しずつあがっとるんや無い？今年をHappyな年にしたらええやんか。」

二人に言われて納得。

俺には思い付かない事を行ってくれるｺｲﾂら

二人で来てたら大吉出るまで引かせてたかも(笑)

戻って来て一緒におみくじを結んだ。

美優にはﾅｲｼｮで美優のおみくじの上から俺のでくるむ様に…。

境内の出店。美優はﾆｺﾆｺしながらわたあめを買い女子同士楽しそうに食べてた。

初日の出までの時間をファミレスで潰す事になって暫くまったり。

真「そういやこの間、弘樹に会ったんやけどみんなに会いたがっとったで。」

美那「私も会ったよ。特ににっしーに会いたいって、美優に会わせてって伝言頼まれた(笑)」

「そういや、最近会ってねぇな。まぁ。美優には会わせないけどね。」

智「でたー。嫉妬深いと嫌われるぞ！」

「うるせーな！美優は俺しか見てないから平気ですー♪」

晃/智「うぜー(笑)」

「あたえー助けてよ。俺泣くぞ！」

真「にっしー悪いけど無理(笑)」

「お前ら俺の扱い酷くなってねぇか？」

真「しょうがないやろ。にっしーやからな(笑)」