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隆弘side
Christmasが間近に迫ってるのに予定が決まらない。
だってさ、、、
「24日も25日もバイト入れちゃった。」って笑顔で言われて…
冬休みに入ったらレッスン漬けの毎日で夕方に少しの時間しか一緒に居られない。
お休みになったらいっぱい会えるから無理するなって言ってくる。
しかもイヴは毎年恒例の誕生会だからって言われた。
普通は淋しいもんじゃないの?
特別な事は望んで無いのにな…。
真「なぁ、にっしー。ジュース買いに行かへん?」
「あぁ。良いよ。」
誘われるまま外の自販機に向かった。
火照った身体には調度いい涼しさ(12月だけどねw)
調度、真司郎と二人だし…
前から考えてた事聞いて見ようかな。。
「なぁ。與さん。」
真「なんや。」
「あのさ。俺、美優にマフラー買っても良いかな?」
真「何で俺に聞くん?」
「一応?今も與さんのマフラー使ってるし…」
真「ァハハハハ…にっしー可愛ええなw」
大笑いする真司郎にめちゃくちゃ恥ずかしくなった。
そんな俺を見て真顔に戻る真司郎。
真「美優の彼氏はお前やろ。
俺の事なんか気にする事あらへんのに。」
「そうだけどさ…。」
真「まだプレゼント決まっとらんかったん?」
「何もしなくていいって拒否られた。」
真「ぶっ…ハハハ。美優らしいな。
お前の誕生日の事気にしとるんやないの。」
実際その通りだから返す言葉が見付からない。
真「そんな顔すんなや。
いつもの強気な態度はどこ行ったん?」
「だってさぁ…。」
真「情けな。美優は気い使こうとるのわかっとるやろ?」
「あぁ。。。」
真「なら、やりたい様にしたらええやん。
にっしーはにっしーらしくやで!」
俺らしくか…
その通りだな!
我慢はしないって約束したしな。
「もぉ〜大好き♪」
真「うわぁッ!マジキモいねん。鳥肌立ったわ!」
「うわぁッ。ひどッ!
………ありがとう、マジで感謝してるから。」
真「わかっとるわ(笑)」
こうやってアドバイスくれたり、
察してくれる真司郎に
何だかんだで何時も助けられてるな…
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作者名:ayu | 作成日時:2017年10月27日 7時