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隆弘side
美優の学校の文化祭
今年はカレーの販売って聞いて安心してた。
3日前に真司郎と智と遊んだ時にうっかり口を滑らせたら付いてきた2人
仕方なく3人で学校に来た。
正門から入ってすぐカレーの模擬店を見付けてすぐ傍に有った美優の姿も
同じｸﾗｽの男子と楽しげに話してるのを初めて見た。
肩に触れる手とか何だか俺の知らない美優がそこに居て胸が苦しい。
智「あれ、美優だろ？めっちゃｽｶｰﾄ短くね！ﾊﾟﾝﾂ見えそう♪」
真「あ、ほんまやね。あれはヤバいやん。」
「お前らどこ見てんだよ。見るの禁止！」
超ミニ何て聞いてねぇし…
早足で美優に駆け寄り頭を小突いた。
ｺﾞﾁﾝ
「いたっ。」
隆「美優、ｽｶｰﾄ短すぎ！俺、聞いてねぇし。」
真「美優おはようさん。」
「真ちゃん来てくれたの。」
真「美優に会いたかったんよ。」
振り向いた美優に続けて話しかけた真司郎。
俺をｼｶﾄして真司郎の「会いたかった」に照れてるし…
隆「與さん。口説かないで貰える！」
真「ええやん別に！」
「きゃっ…」
智「美優可愛い♪」
真司郎に文句を言ってたら今度は智…
隆「お、お前何やってんだよ！」
無理矢理引き剥がして俺の方に引き寄せた。
それでも二人を優先する美優…
もやもやするから言い方もｷﾂｸなる
結「ちょっとあんた達何騒いでんのよ！」
隆「だってｽｶｰﾄが…」
真「破壊力ﾊﾝﾊﾟ無いわ！」
「與さん。いい加減にしないと俺キレるよ！」
真「ええやん別に何もしとらんだろ。」
そんな俺の様子に気付いた結愛の提案でカレー販売の手伝いをする事にした。
模擬店まで走って行き鈴木を探して…
「鈴木。手伝うからカレーのｹｰｽって２つある？」
鈴木「はぁｯ、何でだよ。」
「美優のｽｶｰﾄ短すぎ！早く着替えさせたいの！」
鈴木「変わんねぇなお前。」
「あたり前だ。あんなの無理だろ？」
鈴木「はいはい。頑張って売り切れよ(笑)」
こうして智と真司郎と俺はカレーを売って歩いた。
智と真司郎もそれなりにｲｹﾒﾝだから女子が寄ってくる。
二人は上手く誘導して模擬店の方も忙しそうだ
美優は俺の後ろから付いてきてるけど不満そうな顔。
今日は優しくしないよ、俺だって怒ってるんだからね。
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作者名：ayu | 作成日時：2017年10月27日 7時
