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隆弘side
ガッツリ昼寝した美優が起きたのは夕方になってから
ふにゃふにゃしながら「ごめんね。」って可愛く言われた
お母さんと3人で夕飯を食べて紅白見たり、楽しく過ごした。
部屋に戻ったら結構いい時間で少しずつ仕度を初めた美優
何も言ってないのに珍しくパンツスタイル。
いつもの可愛い感じじゃ無くてボーイッシュ。
「お待たせ。」
仕度が終わった美優を見るとお揃いのニット帽をかぶりボーイッシュなのに可愛い…。
「美優、マフラーは?」
「いらない。」
「寒いから着けな。」
「真ちゃんに会うし…。」
「気にしないでって言ったろ。」
「うん…。」
頷くけど、情けない顔(笑)
真司郎とも約束したし、俺には手編みのマフラーがあるから気にしないで良いのに…
着ければ着けるで気になるんだけどね(笑)
勝手だよな…。
新しいの買ってあげようかな?
お母さんに挨拶をして外に出るとむちゃくちゃ寒い。
本当に連れ出して良かったのか心配。
お昼寝したしお出掛けだしで、
またまたテンション高めw
さっきまで情けない顔してたはずなのにめっちゃ笑顔。
電車に揺られて待ち合わせ場所についた時にはすでにみんな揃っていた。
晃「お前ら遅いぞ!」
「待たせちゃってごめんなさい。」
美那「美優会いたかった〜!」
会った途端に美那に美優を取られたし…。
智「美那ずりーぞ!俺も会いたかったのに!」
「そう?西子も会いたかったわ!」
智「お前じゃねーし!」
結「にっしーうざい!」
真「お前ら会った早々うるさいねん。夜なんやから静かにせぇや!」
紗愛「ほんと。にっしーが一番煩い!」
晃「早く行こうぜ。」
晃の仕切りで移動する事になったけど美優は女子に取られたまま…
真「にっしー。ありがとうな。」
「何だよ急に…」
真「マフラー。お前着けさせてくれへんと思うとったわ。」
「ん。あぁ。嫌だけど、でもさアイツも気にするから。」
真「何かごめんな…。違うもんのが良かったんやないかって今更思うわ。」
そんな話をしてたら会話に入って来た美那。
真司郎の上げた物が気になったらしい。
別に隠す事じゃ無いだろって美那に話した。
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作者名:ayu | 作成日時:2017年10月27日 7時