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隆弘side
「お待たせ。。」
「美優手紙ありがとう。すげー嬉しい♪」
「もぅ見たの…？」
途端に赤くなる表情と照れる仕草に込み上げる愛しさ
耳まで真っ赤♪
「見た、見た。写真撮るのに出してそん時気付いた！ずっと大切にするね。」
「そんな対した事書いてないよ。」
「いいの。俺はすげー幸せだと思ったんだから！」
「ありがとう。」
「なのにごめんな。」
「ん？あっ本当に平気、気にしてないから…。」
無理に明るく振る舞ってるのはﾊﾞﾚﾊﾞﾚですけど…
紙袋から貰った物を出した。
殆どが義理と何故か前ｶﾉから…
それに幾つか本命ぽくて手紙が入ってた。
「手紙有ったの明日返してくる。義理ﾁｮｺは美優が好きにして。」
「でも…。」
躊躇う美優に俺も気になってた事を聞いて見る
「美優は義理ﾁｮｺあげなかった？」
「あげたよ。優ちゃんと優パパ…後、真ちゃん。」
「作ったの？」
「まさか。買ったよ。手作りは隆ｸﾝだけ。みんなには義理って言って渡した。」
「そっか…」
「ごめんなさい。」
「ｲﾔ…だって、そこに気持ちは無いだろ？
義理ってそう言う事。感謝の気持ち的なやつ
だと思うんだ。」
「そうだけど…」
「だから、俺のも美優が食べても問題なし！」
「でも…。」
「俺が食べて美優は嫌な気持ちになんない？」
「うん。。ならない…。」
以外と頑固ｗ
「俺は美優から貰ったのだけで充分なの。
他のなんて要らない。
だから、不安に思う事なんて１つもないんだよ。自信持って。。」
「ふぇｯ…。」
やっと泣いたよw
胡座をかいた膝の上に美優を乗っけて包み込んだ。
泣きたいのに泣かないで我慢して…
全く困った子ｗ
暫くｼｸｼｸ泣き続ける美優の髪を撫でていた。
「俺居なかったら１人で泣いたでしょ？」
「泣かないよ。強くなるんだもん。」
強くなんてならなくていい、今のままで。
「ねぇ美優ケーキ食べたい！」
少しおどけて言って見た。
涙をぬぐった美優…
「うん…。ﾌｫｰｸ取ってくるね。」
まだ少し泣きべそのまま部屋を出て行った…
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作者名：ayu | 作成日時：2017年10月27日 7時
