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隆弘side
朝早く起きるのは苦手、でも今日の俺かなり頑張った(笑)
学校行くの同じ時間に家を出て…
若干眠いけど後でお昼寝すれば問題ないしぃ♪
ピンポーン
「はーい」
朝早くても元気な声♪
「美優おはよう。」
「隆クンおはよう。」
早いねって少しびっくりしながらも中に入れてくれた。
お母さんはおせちの準備。
リビングに通され、ソファーに座り寛いで居ると何故かそこには小さいテーブルがあってその上に不自然に乗せられた椅子…?
なんでだ?
キッチンで暖かいカフェオレを入れてくれて
「ゆっくりしててね」
そう言ってから小さいテーブルに向かう美優
何するかと思ったらテーブルの上に上がり更に椅子の上へ…
「お前何してんの?危ないだろ。」
咄嗟に駆け寄り下に降ろす…
「ん?電球の掃除だよ。上のらないと届かないから…。」
「駄目。怪我したらどうすんの?」
「平気だよ(笑)毎年やってるし!」
美優から雑巾を取り上げてテーブルを片付けた。
椅子の上に乗るだけで俺なら余裕…
「ごめん…。」
「このぐらい、いくらでも言えよ!後は?」
「廊下の所。。」
「了解!」
その後もチョコチョコ動き回り、その都度危ない事を平気でやる美優にヒヤヒヤしながら手伝った。
「隆クンありがとう。お陰でスッゴい助かっちゃったし早く終わった♪」
「俺はヒヤヒヤしっぱなしで疲れたわ!」
「ごめんなさい…。」っと反省し項垂れてる(笑)
元々美優の家ってどこもここも綺麗。掃除する必要ある?ってくらい。
母「隆弘クンごめんね。手伝わせちゃって。」
「全然大丈夫です(笑)」
昼御飯を皆食べて後は美優の部屋でまったり♪
こたつに入ってTVを見たりのんびり過ごしていた…。
暫くすると隣からスゥッ。スゥッと小さな寝息。
こたつに突っ伏して眠る美優
「おい、風邪引くぞ…」
呼んで見てもほっぺをツンツンしても起きないし
仕方なく美優を抱き上げてベットに寝かせ
こたつの電気とTVを消してお昼寝タイム♪
隣に横になると寒くて、縮こまってた美優はピタリとくっついて来た。
安心しきった寝顔
その顔を見つめながら
色々な事があったなって思い出してた…。
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作者名:ayu | 作成日時:2017年10月27日 7時