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番外編2 ページ44

しのぶ「困りましたね、、、ですが玄弥くんだけでも記憶があって良かったです」

二人に服を渡しながら言う

さっき急いで買ってきたのだ

玄弥「ご迷惑をお掛けしてすみません、、、」

『?』

しのぶ「まぁ、取り敢えず薬の調合を頑張ってみます」

そこまで言うとしのぶはゆっくりとAへ近づき、目線を合わせるためしゃがんだ

しのぶ「、、、初めまして。私の名前は胡蝶しのぶです。その、、、しのぶお姉ちゃんと呼んでください」

、、、、、、

あぁ、この人もAに誑し込まれたんだな

少し頬を赤くして、恥ずかしそうに言うしのぶを見て、玄弥は少し脳が停止した後、静かに悟った

『わたしのなまえはかまど平仮名です!よろしくね!しのぶおねぇちゃん!』

ニパッ
その効果音が似合うほど眩しい笑顔で答えるA

しのぶは胸を抑えた

『!だいじょうぶ?』

Aから視線を外すしのぶを心配する

しのぶ「グッ、大丈夫です」

玄弥「、、、」

玄弥はそれを無表情で見つめる

しのぶは玄弥の冷たい視線に気づくと玄弥の肩を掴んで切羽詰まった表情で言った

しのぶ「玄弥くんはこんな可愛いAを見て何でそんな態度が出来るんですか!?ちゃんと見て下さい!」

玄弥「え!?いや俺は、、、!!」

背中を押され、Aの前へ立たされる

『あっ!ここにつれてきてくれてありがとう!わたしのなまえはかまど平仮名!よろしくね。あなたは?』

玄弥「げ、玄弥、、、」

玄弥はAと必死に目を合わせないようそっぽを向いた

実はと言うと玄弥はAの顔を見たのは最初に覗き込んだ時だけである

つまりさっきしのぶに冷たい視線を送っていたのにも関わらず玄弥もAの顔が見れないほど可愛いと思っていた

せっかく普段のAに慣れてきていたのに、小さい頃のAはまだ男装をしていない頃なのか女の子らしい仕草+子供のため、そこまで身長差がないから凄く顔が近い

だからこの状況は大変困る

早く戻して欲しい

『どうしたの?』

そっぽを向いている玄弥と目を合わせようとAが回り込む

玄弥はそれでも目を合わせないよう後ろを向いた

Aが後ろに回り込む

玄弥はまた後ろを向く

回り込む

後ろを向く

回り込む

後ろを向く

一箇所でぐるぐると回る

するとAがピタリと止まった

玄弥は不思議に思うもまだ目を合わせない

『わたしのこときらいなの、、、?』

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眠いちゃん - 書きたいのでもう一回コメント失礼します …善逸の視点が面白くて神ですガチでありがとうございます (2023年1月4日 23時) (レス) @page18 id: acdc06f415 (このIDを非表示/違反報告)
眠いちゃん - 尊○しそう…萌える← (2023年1月4日 23時) (レス) @page12 id: acdc06f415 (このIDを非表示/違反報告)
モッチー(プロフ) - 神綺さん» 続いてますよ! (2020年7月21日 7時) (レス) id: 982b2a960d (このIDを非表示/違反報告)
神綺 - すみません、誤字りました… (2020年7月21日 5時) (レス) id: bf878b2d72 (このIDを非表示/違反報告)
神綺 - リクエストってまだ続いたますか? (2020年7月21日 5時) (レス) id: bf878b2d72 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モッチー | 作成日時:2020年5月12日 4時

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