番外編2 ページ38
これは十分前のことである
三人はまたもや偶然にも鉢合わせした
ここまで頻繁に遭遇してしまうと運命を信じそうになる
三人にそれを言ったとこで嫌な顔をするだけだが
いや、
話を戻すが、この三人は皆さんの予想しているようにAに用があって蝶屋敷に来た
三人の用とは次の事だ
義勇「、、、また会ったな」
珍しく義勇から話し始める
「「チッ」」
二人は同時に舌打ちした
何故こうもこいつらと遭遇するのか、と
実弥「お前らなんの用で来たんだァ」
小芭内「お前には関係ない。というかお前こそなんで来た」
実弥「お前が言わねぇのに俺だけ言うと思うかァ?」
口論が始まる
同じ柱同士仲良くすればいいのに
義勇「俺は久々に師範の所へ挨拶に行くのでAも呼ぼうとして来た」
お互いを睨み合っていた実弥と小芭内がピタリと止まり、義勇へ視線を向ける
小芭内「お前もか」
実弥「お前もォ?てめぇもAに用があってきたのかァ」
小芭内「その口ぶりだとお前もAに逢いに来たのか。嫌な予感が的中した。最悪だ」
最初から予想していたと言う小芭内
それもそのはず。この三人が揃う時は決まってA関係なのだ
小芭内「俺は食事でも一緒に行こうと誘いに来た。あいつの事だ。自分の事は後回しにして食事を疎かにしているに違いない。任務中に倒れることがあれば周りの迷惑にもなるからな。仕方なく、仕方なくだぞ。誘いに来てやった」
口ではそう言っているが、この男、Aと出かけたいだけである
小芭内は実弥を見る
その目は俺は言ったぞ。早くお前も目的を言えと言っている
瞬時に理解した実弥はため息をついたあと口を開いた
実弥「、、、最近修業を頑張っているようだし、手伝ってやろうと思って来ただけだァ」
「「「、、、」」」
実弥が言った後、全員無言になり、辺りは静かになる
すると、
シュン
三人同時に走り出した
一番最初にAを誘うために
と、いうことで今に至る
しのぶは呆れながらもとりあえずAがいないと話が進まないと判断し、Aを呼んだ
ゆっくりと襖が開く
『話、終わりましたか、、、?』
しのぶ「御三方が屋敷へ飛び込んできた理由は分かりました。けどここから先はAがいないと解決しなさそうなので」
ポンポンとしのぶは自分の隣を叩き、ここに座るよう促した
Aが座る
しのぶはAに3人がここに来た理由を話した
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眠いちゃん - 書きたいのでもう一回コメント失礼します …善逸の視点が面白くて神ですガチでありがとうございます (2023年1月4日 23時) (レス) @page18 id: acdc06f415 (このIDを非表示/違反報告)
眠いちゃん - 尊○しそう…萌える← (2023年1月4日 23時) (レス) @page12 id: acdc06f415 (このIDを非表示/違反報告)
モッチー(プロフ) - 神綺さん» 続いてますよ! (2020年7月21日 7時) (レス) id: 982b2a960d (このIDを非表示/違反報告)
神綺 - すみません、誤字りました… (2020年7月21日 5時) (レス) id: bf878b2d72 (このIDを非表示/違反報告)
神綺 - リクエストってまだ続いたますか? (2020年7月21日 5時) (レス) id: bf878b2d72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モッチー | 作成日時:2020年5月12日 4時