【鬼滅の刃】日本一慈しい鬼退治 肆

慈しい百漆拾捌 ページ28

『伊之助！伊之助！！もうすぐ打ち直してもらった日輪刀がくるって！』

外に涼みに来た際に鴉から通達が来た為伊之助に伝える

伊之助「ほんとか！？」

伊之助は壺に箒を使いながら逆立ちしていた

すごい体感だな

『うん！今鴉に聞いた！！良かったな！』

伊之助「おう！Aも来い！」

手を引っ張られる

まぁ、今は休暇中でやることもかないし大丈夫か

そう思い、俺も伊之助の手を握り返し走り出した

「「(追いかけるか)」」←

二人の後を追うしのぶと善逸

こういう時だけは仲が良かった

昨日の言い合いはなんだったのだろう、、、









あの人か？

伊之助と一緒に門に出で見る

そしてそんな二人の後ろにいるしのぶと善逸←

『あれ？』

二人いる、、、？

何故二人も居るのだろうと疑問に思うも、人影を見つめた

クン
！！この匂いは、、、

『鋼鐵塚さん！？』

何故だ？刀は貰ったから来る必要は、、、

考えいる間に伊之助の刀を打ち直してくれたであろう男性と鋼鐵塚さんが俺達の前まで来た

鋼鐵塚「よう」

軽く手を上げて挨拶をする鋼鐵塚さん

『どうしたんですか？何か御用が？』

鋼鐵塚「は？お前に会いたいから来たに決まってんだろ」

さも当たり前のように言うから思わず止まる

『あ、そ、うですか、、、』

数秒間止まった末、顔が暑くなる感覚を受けながらも返事をした

そんな素直に言われたら誰だって照れる

「(鋼鐵塚さんの想い人はこの人でしたか、、、鋼鐵塚さんが惚れるぐらいですし変人かと思いましたが←、、、可愛らしい方ですね)」

※今Aさんは女の格好です

鋼鐵塚さんが俺の顔に手を伸ばした瞬間。

「「「ふん！！」」」

ｽﾞﾄﾞﾝｯ
しのぶさん、善逸、伊之助が鋼鐵塚さんに飛び蹴りした

鋼鐵塚「うわっ！」

鋼鐵塚さんは慌てて避ける

『え？え？』

状況が整理できない俺は再び固まった

なんか昨日から固まってばっかだな

鋼鐵塚「いきなり何すんだ！てめぇら！」

しのぶ「立ち話もなんですし早く上がったらどうですか？」ﾆｺｯ

善逸「そうですよ。ここまで来るのに疲れたでしょう？」ﾆｺｯ

伊之助「早く刀よこしやがれ！」

三人とも怒った匂いがする

鋼鐵塚「どんだけ誑し込んでんだ」

俺を見ながら言う

『え？誑し込む？』

しのぶ「Aはずっと純粋(それ)でいいですよ。さ、行きましょう」

俺の背中を押して屋敷を進んだ

しのぶさんが言うならそうか

純粋なAはそう思うのだった

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