【鬼滅の刃】日本一慈しい鬼退治 肆

慈しい百漆拾 ページ20

Noside

善逸「俺がAを貰うから」

伊之助「はぁ？」

分かりやすくイラつく

音を聞くまでもなかった

善逸「まぁ、そういう事で。負けないから」

柱の人達と鋼鐵塚さんにもね

心の中で付け足す

善逸はそろそろ休憩を終えようと立つ

伊之助「待てよ」

伊之助が呼び止めた

善逸「、、、なに？」

再び視線を伊之助に戻す

伊之助「俺も負けるつもりねぇ。Aを一番好きなのは俺だ」

善逸は目を見開く

伊之助の瞳はさっきとは違い、ギラギラと獲物を見る目をしていた

音を聞いて確信する

伊之助はAが好きだと気づいたんだ

遅いと言わんばかりに鼻で笑う

善逸「やっと気づいたか馬鹿。でもAの事一番好きなのは俺だから」

伊之助「俺が一番だ！俺に気づかせこと後悔させてやるよ！」

ﾋﾞｼｯ
善逸を指さす

善逸「へぇ」

お互い口角は上がってるが目は笑っていない

まさに一触即発。

伊之助「常中だっててめぇより早くに習得してやる！」

伊之助が善逸を抜かして先に走る

善逸「あっ！伊之助てめぇ！俺は待ってやったのに抜け駆けすんな！」

伊之助「俺はてめぇみたいに甘くねぇ！」

善逸「このクソ猪！」

善逸は伊之助にお前はAの事が好きだと教えたことに少し後悔した

だが同時に伊之助が気づいたことによって遠慮しなくても良くなったことに喜ぶ

清々しい気分。

さっきとは違い、心から笑う

善逸も伊之助の後を追った

善逸「絶対負けない、、、！！」

常中の事もAの事も。

この時二人は本当の好敵手となったのだった









その頃Aは色んな人に天然人たらしを発動していた

この任務でたくさんの人がAに惚れたことを善逸と伊之助は知る由もない









Aに惚れた人

錆兎(告白済み)、鋼鐵塚(告白済み)、善逸、伊之助、義勇、小芭内、実弥、行冥、獪岳









カナヲちゃんを恋愛的な意味でAさんの事を好きにさせるか迷っています。

皆さんはどっちがいいですか？

恋愛的な意味で好きになるor親友的な意味で好きになる

コメントへ書き込んでいただけると有難いです

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