慈しい百陸拾陸 ページ16
伊之助「なぁ、なんか歌ってくれよ」
今日の伊之助はよく甘えるな。それに珍しく猪頭を外している
可愛らしい
善逸「(こいつAの事が好きだって気づいた瞬間容赦なくなったな)」
善逸だけが知っている真実
いつどうやって伊之助が好きだと気づいたか、それはまた今度お話しよう
『じゃあ俺が一番好きな歌を歌おうかな』
善逸「Aが一番好きな歌？」
『あぁ。お母さんがよく歌ってくれた』
ﾞこんこん小山の子うさぎはﾞ
ﾞなぜにお耳が長うござるﾞ
ﾞ小さい時に母様がﾞ
ﾞ長い木の葉を食べたゆえﾞ
ﾞそれでお耳が長うござるﾞ
善逸「(やば、、、眠たくなってきた。A、歌まで綺麗なんだな)」
伊之助「(あったけぇ、、、)」
うとうとしだす
二人の頭を撫でた
『おやすみ。善逸、伊之助』
二人の瞳が閉じた
疲れてたんだな、、、
起こすのはもう少し後にしよう
こんこん小山の子うさぎは
なぜにお目目が赤うござるーー
俺は二人を起こさないよう、さっきより小さな声で歌の続きを歌った
ｸﾝ
！！
ﾞあの三人ﾞの匂い
しのぶさんに用があったのかな？
三人の匂いはどんどん強くなり、遂に俺の後ろまで来た
『お久しぶりです
義勇さん、小芭内さん、実弥さん』
小芭内「何をしている」
小芭内さんの目が鋭くなった
いや、義勇さんと実弥さんの目もだ
何か怒っている、、、？
『善逸と伊之助に膝枕をしているんです』
俺はこうなったわけを話した
実弥「そういうことは簡単に言うなって言っただろうがァ」
※百伍弐参照
俺の頬をつねる
『いひゃいです』
小芭内「不死川の言う通りだ。警戒心をもて(正直に言うと羨ましい)」←
『二人は大切な友達ですよ』
「「「はぁ」」」
三人に一斉にため息をつかれた
えぇ、、、
『ところで皆さんはどういった御用で？しのぶさんなら診察所にいますよ』
義勇「胡蝶に用があるわけではない」
？？
『じゃあどうして、、、』
「「「、、、」」」
三人は黙り込んだ
実弥「、、、別にどんな理由だっていいだろォ(お前が帰ったって聞いて会いたくなったとか言えるか！！)」
小芭内「(一目見ようとしたらこいつらと出くわすとは、、、とことん運がない。というか冨岡の事は聞いたが、不死川まで名前呼びしているとは、、、自分の気持ちに気づいたか。厄介だ。殴って記憶飛ばすか？)」←
義勇「(小芭内さん、実弥さん。二人のことも名前呼びしているのか、、、モヤモヤする)」
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眠いちゃん - 書きたいのでもう一回コメント失礼します …善逸の視点が面白くて神ですガチでありがとうございます (2023年1月4日 23時) (
レス) @page18 id: acdc06f415 (このIDを非表示/違反報告)
眠いちゃん - 尊○しそう…萌える← (2023年1月4日 23時) (レス) @page12 id: acdc06f415 (このIDを非表示/違反報告)
モッチー(プロフ) - 神綺さん» 続いてますよ！ (2020年7月21日 7時) (レス) id: 982b2a960d (このIDを非表示/違反報告)
神綺 - すみません、誤字りました… (2020年7月21日 5時) (レス) id: bf878b2d72 (このIDを非表示/違反報告)
神綺 - リクエストってまだ続いたますか？ (2020年7月21日 5時) (レス) id: bf878b2d72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モッチー | 作成日時：2020年5月12日 4時
