【鬼滅の刃】日本一慈しい鬼退治 肆

慈しい百伍拾弐 ページ2

「このお薬を毎日欠かさず塗ってください」

『はい！ありがとうございます！』

不死川「ありがとうございます」

食事が終わり怪我を診断してもらうと、薬を塗ると傷は残らないと分かった

「ではこれで」

「私も失礼します」

医者とお婆さんが去る

『傷、残らないみたいで良かったですね』

不死川「俺は別に残っても、」

『駄目です』

不死川「、、、」

『、、、』

不死川「、、、」

あれ？喋らなくなったぞ

不死川「絶対他の奴にさっきみたいな事言うなよ」

あっ喋った

『さっきの事？』

不死川「、、、俺で良ければ何でもする」

『あぁ！あれですか。いやでも力になりたいですし』

不死川「駄目だ。特に伊黒と冨岡」

『小芭内さんと義勇さん？』

何故そこで二人が？

不死川「、、、」ｲﾗｯ

ｸﾝ
また怒ってる、、、不死川さんが怒る所が分からない

不死川「、、、実弥でいい」

目が点になる

不死川「なんだその顔はァ！」

『す、すみません！勝手に不死川さんは下の名前で呼ばれてほしくない人だと思っていましたので、、、』

不死川「別にいいだろォ。早く呼べ」

『、、、さ、ねみさん』

恥ずかしさで目を瞑る

心做しか顔も暑い

というか何故実弥さんは黙ってるんだ！？

そっと目を開ける

『あれ？実弥さん？』

実弥さんが俺の前からいなくなっていた

どこに、、、

部屋を見回すと、部屋の隅で立ちながら壁に頭を付けていた

『やっ、やっぱり嫌でしたか！？不死川さん呼びに直しますか！？』

実弥「嫌じゃねぇ。そのままでいい(やべぇ、、、意外に破壊力あった、、、)しんどい」

『しんどい！？今日はもう寝ましょう！！早く横になってください！！』






実弥「って、何でてめぇまでここで寝てんだァ！！」

『一緒に寝た方が幸せですよ』

実弥「脳内お花畑かァ！(こいつはなんでこんなにも阿呆なんだァ！てめぇの横にいんのは男だぞ！、、、まさか、、、)前に男と寝たことあんのか」

『はい！善逸と伊之助です！』

実弥「(よし殺す)」

『あの、実弥さん。俺の事も名前で呼んでくれませんか？』

実弥「は？」

『ずっとてめぇとかなので、、、』

実弥「、、、A。これでいいかァ」

『ふふっ』

実弥「、、、なんだよ」

実弥さんがこっちを見る

『いえ、とても嬉しいです。ありがとうございます実弥さん』ﾆｺｯ







結果を言うと、Aの笑顔でやられた不死川は耐えるのに必死で一睡も出来なかった

ちなみにAは爆睡した

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