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そんなある日。
いつものように本を読んでいた時だった。
「A!!大変よ!」
突然、息を切らした養護施設の職員がやって来た。
そのあまりの様子には流石に驚きを禁じ得ず、
『!?ど、どうされました?』
「A!今すぐ荷物をまとめて!」
『えっ?に、にもつ?何故ですっ?』
……いや、まさかとは思うが。
「貴方の里親が見つかったのよ!しかも今すぐ引き取りたいって!急な話で悪いけど今すぐ準備して!」
『…………はい?』
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「こんにちは。君がAさんだね」
急いで荷物をまとめて外に出ると、何やら高そうなスーツを来た男性がいた。
その人が男性である事には間違いないのだが、女性にも負けず劣らずの綺麗な顔をしている。
この人が私を引き取りに来たのか?
………いや、それにしては____________。
『え、ええ。いかにも…貴方は?』
凜「僕は尾喰凜。君を引き取りに来たんだよ」
『…「尾喰」?』
凜「とりあえず詳しいことは後。乗ってよ」
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作者名:サナ | 作成日時:2022年1月8日 22時