検索窓
今日:24 hit、昨日:3 hit、合計:184,312 hit

*無愛想な先輩 ページ11

「おはようございます」

嶺二「おっ!!ランラーン!!おはよーちゃーん!!」


あんまり聞き慣れない低い声がしたと思えば、笑顔でブンブンと手を振っているれいちゃん。
その先には、特徴的な左右違う色の目をした男性がいた。

あ!!あの人、黒崎 蘭丸さんだ!!
まいらすのもう一人のMC、黒崎さんだったんだっけ。


A「おはようございます!!ゲストとして共演させていただく、由野 Aです!!今日はよろしくお願いします!!」


テレビや雑誌とかでは何度も見たことあったけど、直接会うのは初めてなため、ちゃんと挨拶しなければと思い、私は黒崎さんの前で頭を下げた。
すると、黒崎さんは小さくため息をついて、『黒崎 蘭丸だ』とだけ言って、不機嫌そうにそっぽを向いてしまった。

あれ?なんか、怒ってる……?


嶺二「もうランランってば、せっかく挨拶に来てくれたんだから、もうちょっと優しく……」

蘭丸「うるせぇ。こっちは仕事だから来てんだ」

嶺二「仕事だからって、そんなちべたい……って、ちょっとお!?ランラーン!?」


れいちゃんがフォローに入ってくれたけど、黒崎さんは完全に無視してどこかに行ってしまった。
れいちゃんも、どうしたものかと言わんばかりにため息をつくと、苦笑いで私を見た。


嶺二「ごめんね。ランラン、女の人苦手らしくてさ。最初はいつもああなんだよね」

A「あ、ううん、私は平気。それより女の人苦手だったなら、ちょっと悪いことしちゃったかな……」

嶺二「そんなことないよ。この業界じゃ礼儀はすっごく大切だし、ちゃんと自分から挨拶したのは偉かったよ」


『ランラン、見た目からしてすっごく取っ付きにくそうだし』

と、苦笑いするれいちゃん。
取っ付きにくそうって言われれば確かにそうかもしれないけど……
HE★VENSの皆と初めて会ったときで、もう慣れちゃったから平気なんだけどね。

でもまあ、“女の人苦手”って聞いちゃったし、それ知っててあんまりグイグイ行くのも悪いから、無闇に近づくのはやめておこうかな。




.

*ぶっきらぼうな優しさ→←*気さくな先輩



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (80 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
234人がお気に入り
設定タグ:うたプリ , HE★VENS , ヘブンズ   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

十九 雷音(プロフ) - レン大好きさん» コメントありがとうございます!了解いたしました!集計終わるまでもうしばらくお待ちください (2017年4月15日 0時) (レス) id: c9d99963ee (このIDを非表示/違反報告)
レン大好き - うたプリ単体だったら誰でも構いません。 (2017年4月14日 20時) (レス) id: 1ed5a5bed0 (このIDを非表示/違反報告)
十九 雷音(プロフ) - RUIさん» 期待に応えられるようにがんばらせていたしました!いただきます((((;゜Д゜))) (2017年2月5日 12時) (レス) id: c9d99963ee (このIDを非表示/違反報告)
RUI(プロフ) - 十九 雷音さん» はわわ、そうだったんですか!?この主人公ちゃんにも何か辛い過去が………さらに続きが楽しみになってきましたーーー!!!! (2017年2月5日 11時) (レス) id: 88b1fe7b13 (このIDを非表示/違反報告)
十九 雷音(プロフ) - RUIさん» ひぇぇ勿体なきお言葉です((((;゜Д゜))) 最初ナギ、オフで主人公ちゃんを連れ回して、主人公の過去を聞いちゃう話だったのですが、流石にナギだけが聞くのはなと思いこちらに( ̄▽ ̄;) 同時に瑛一は一番最後の予定でした( ̄▽ ̄;) (2017年2月4日 22時) (レス) id: c9d99963ee (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:十九 雷音 | 作成日時:2017年1月1日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。