兄の配信中にやらかしました【すとぷり】

第8話 ページ9

「A、今日の夜ご飯メンバーの分も用意してほしいんだけど」

『え、そんな私のくそ手料理なんてもてなせないよ。』

「Aちゃんの料理すごくおいしかったですよ！」



え、なんでるぅとくんがそんなこと言うの？？
え、怖い怖い怖い


『そ、そんなお世辞やめてくださいよ〜』

「え！いやほんとですよ！ねぇさとみくん？！」

「うん、まじでころんの弁当うまかった」

『え、兄ちゃんの弁当食べたんですか…？』

全―「うん。」

『え、？』






え、なんでなんで？？
どうやったら兄ちゃんの弁当食べる状況になるの？？




「俺の家でね、みんなで集まってたときころちゃんが急にお弁当食べ始めたんよ」

「そうそうw〈莉犬くん〜僕お腹空いた〜( ᐛ )و〉とか言いながらねw」

「それでころちゃんが〈ねぇ、僕の弁当めっちゃ美味い、ちょ食べてみなよ！！〉って言って皆で食べてたのw」

「それ誰が作ったん？って聞いてもずっと秘密！って言っとって、え！彼女？！彼女？！ってみんなで言うとってんw」





うわ、恥ずかし///
でもそれじゃあ兄ちゃん私の料理褒めてくれてたっ事だよね？！
え！そうだよね！！？？



『なんだ兄ちゃんこのやろ〜///ツンデレかっての！』

「え、なになにwきもいw」



はぁ？？？キモいってなんですかぁ？！
たしかにキモかったけど！！


『てかそれより兄ちゃん私まだ怒ってるんだからね！』

「なにが？」



はぁ？もう忘れたんか？！
記憶力はなくそだな！


『タオルでゴシゴシ私の顔拭いたこと！』

「はぁ〜？そんなことぉ？」

「ころちゃん、女の子の顔は大事にしなきゃいけないですよ…」

『もっとロマンチックに拭いてほしかった( ･᷄ὢ･᷅ )』

「ロマンチックに拭くってなんだよ(°᷄൧°᷅ )涙舐めろって言うんか？！」

「えぇ、それはきもいころん」

『え、引くわ=͟͟͞͞(꒪⌓꒪*)』

「はぁ？おまえらふざけんなよまじで(#ﾟДﾟ)」




それよりもメンバー分のご飯作るなら買い物に行かないとなぁ〜…。
何がいいかな。ほんとに凝った料理は出来ないしみんな大好きハンバーグでいっか。




『兄ちゃん私買い物行ってくるね』

「じゃあ俺も着いていくよ」

『え、いいですよななもりさん！』

「じゃあ俺が行くわ」

「ジェルくんはダメです。僕が行きます」

「いや、俺がいくよ？」

「莉犬はか弱いからダメw俺が行く」

「さとみくんになんて行かせられるか！僕が行く！」

『いや、いいですよ！」

「絶対いく！」

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