すのぴ

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椅子に座らせて、お水をあげて。




「落ち着いた？」

深「ん〜、落ち着かにゃい」

「今タクシー呼ぶから」

深「は？泊まっていいって言ったじゃん」




上機嫌だったふっかが急に怒り出した。

機嫌がころころ変わるのは酔っ払いにあるある。




「じゃあふっかんちまで付き添ってあげるから」

深「嫌だ」




立ち上がったふっかに手首を掴まれてぐいっと引っ張られた。

力強いしちゃんと歩いてるし酔っ払いのくせになんなの。


ベッドに放り投げられた。

一瞬でふっかを上に見る。

真っ赤で真面目な顔が近づいて。




「…んっ」




キスされた。

うわ、酒くさっ。

だからこうなるの嫌だったのに。














深「泊めてよ。やらしーことしよ」














…それが目的か。




深「んふ、久しぶりにAのマシュマロちゃん触らせて？」

「ちょちょちょ！」




服の中に手を入れられた。




深「なんで拒むのよー、俺に抱かれんの初めてじゃないっしょ」

「わたし今ふっかに抱かれたい気分じゃないの」

深「そのうちその気になるよ」




…そう。

ふっかの怖いとこは、その気がなくてもその気にさせられてしまうところ。

だからもう、わたしは必死に拒む。

首筋に唇が落とされて吸われた。




「いっ…！」




ふっかの肩を押して離させる、びくともしない。

なんでこんなに力強いの。

また流されちゃう…。




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