すのぴ

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目「ダメ」

「なにがよ」

目「そんでも俺らに言ってよ。どんだけ心配かけさすの」

「…」

目「今も俺らが行かなかったらどうなってたの？」

「…」

ラ「あ、Aちゃん泣いちゃう」

深「めめ泣かすな！」

目「だって悪いのはこいつっしょ。言わなきゃわかんないっす」

「蓮…」

目「悩み事があったらなんでも俺らに言う。わかった？」

「ん…」

渡「…」




めめってすげぇな。

俺だったら、こんなふうに言ってやれない。

もっとずけずけ攻めて、Aを傷つけて。

泣かす通り越してブチギレさせてた。


後ろからAの腰を抱きしめる。









「渡辺…？」

渡「ごめん」

「…わたしもごめん」









なんだよ、素直に謝れんじゃん。

俺も、おまえも。




阿「はい、じゃあこの話は解決ってことでいいかな」

岩「とりあえず生放送の前日は朝まで飲むのやめなさい。あと俺ら以外の男と２人きりもやめなさい。いいね」

「…はぁい」

目「支度するから待ってて。腹減ったからなんか食いに行こっか？」

「めんどい。家でカップラーメン食べる」




Aって自炊しないから食生活が心配だった。

カップラーメンばっかな気がする。




宮「二日酔いのあとにカップラーメンはよくないよ。どう？ここは宮舘シェフに任せてみない？」

「涼太作ってくれるの？」

宮「もちろん。姫のために腕を振るうよ」

「…涼太んち行く」




あれ？

俺もめめもいるのにあっさりと涼太の腕の中へ…。

取られたーっ！




渡「俺も行く」

宮「うち２人までしか入れないんだよね」

渡「そんなわけあるか」

宮「俺はもう帰れるから。それじゃあねみんな、Aのことは任せて」




Aはなぜかご機嫌に涼太と腕組んで。

涼太のメシ食えんの嬉しいんだろうなとは思うけど！

こうもあっさり取られちゃうの悔しい！




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