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貴｢只今戻りましたー｣
やっと家庭科室に着きました
部長｢A、お帰り。ちゃんとサッカー部とバスケ部に持ってった？｣
貴｢持って行きましたよー。みんな美味しそうに食べてましたよ｣
部長｢そう…。あ、あの…井吹くんは…食べてた？｣
貴｢えっ？食べてましたけど？｣
部長｢よ、喜んでた…？｣
貴｢え、よ…喜んでたんじゃないんですか？｣
部長｢そ…そう…｣
……？？ なんだろ、なんで部長そんなに井吹先輩のこと気にしてんのかな？
………あ。
もしかして、もしかすると部長は井吹先輩のこと…
剣城｢―――好きなんだろ｣
貴｢やっぱり？てか、やっぱりも何もそうなんだよねぇー｣
部活も終わって帰り道
みんなでひよこ屋に来ています
天馬｢おじさーん！替え玉！！｣
『あいよっ』
貴｢天馬食べるの早？！｣
私なんかまだ半分も減ってないよ？！
葵｢まぁ、井吹先輩モテるからねー。しかもその部長さんって井吹先輩と同じクラスなんでしょ？｣
貴｢そう言ってましたな(ｽﾞﾙｽﾞﾙ｣
狩屋｢でもさぁー、好きならなんで自分で渡しに行かないわけ？｣
信助｢わっかってないなぁ！狩屋は！｣
葵｢ほんっと子供ねぇ！狩屋くん！｣
狩屋｢なっ…んだよ？！｣
葵｢恥ずかしいから渡しに行けないに決まってんでしょ！全く乙女心がわかってないんだから！！｣
恥ずかしいからかぁ…。部長も大変だなぁ
狩屋｢でっでも！！毎回Aさんが行くんじゃ大変だろ？！｣
えっ私毎回行くの？！
嫌だよ？！
剣城｢さすがに毎回は頼まないだろ…｣
天馬｢ほうほう！ほはほふひふはっへひふふはひ！！(そうそう！他の部員だっているんだし！！｣
葵｢ちょっと天馬、飲み込んでから喋りなさいよー｣
信助｢まぁ明日も差し入れよろしくねー！楽しみだなぁ！｣
明日かぁ…
明日はバスケ部の差し入れなければいいけどなぁ…
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作者名：タケ | 作成日時：2018年4月12日 1時
