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A「なあ、このままだと風邪引きそう。






タオルどこ?」





銃兎「…… っ、そこの、引き出しに、」






引き出し?…… ああこれか。





言われたところからバスタオルを取り出し、体を拭く。






A「…… なあ、何をそんなに恥ずかしがってんの?




俺、女じゃないんだけど。」







一応、腰にタオルを巻きうさちゃんに近づくと




うさちゃんは、俺の身体を見ないようにギュッと目を瞑る。






わっかんねぇ、……






俺はうさちゃんが用意してくれた着替えを着た。




が、暑かったので上裸でリビングに向かった。






A「はぁ、さっぱりしたあ。」







二人は、俺の姿を見るなり顔を真っ赤にして怒り始める。




左馬刻「馬鹿っ!!なんでちゃんと着て出てこねぇんだよ!」



A「え、暑かったから、」



理鶯「早く着ろ。目のやり場に困る。」






いや、俺を女みたいな感じに扱わないでくれる?








そこにうさちゃんも加わり、煩いので仕方なく着た。







A「…… 今日はここに泊まろうかな。」




左馬刻「おい、俺も泊めろ。」


理鶯「右に同じ。」



銃兎「…… 出雲以外は早く帰れ馬鹿野郎共。」






俺はリビングのソファに寝転び、完全に寝る準備に入る。




すると、うさちゃんに横抱きにされ、ベッドに連れて行かれた。






銃兎「…… ここで寝てください。私がソファで寝ます。




おやすみなさい。」










そう言ってうさちゃんは、俺の額に優しく口付けをした。








…… よかった、昔の【銃兎】に戻って。








そう思いながら、俺はゆっくりと眠りについた。








*********






ふと目を開けると、家に人に気配がないのがわかった。





リビングに向かうと、机に朝ごはんと、手紙が置いてあった。








うさちゃんの綺麗な字で、





朝早くから出勤になってしまいました。

起こすのは申し訳ないので、寝かせておくことにしました。

良ければ、食べてくださいね。出雲よりは上手くありませんが。


家を出る時、鍵を閉めて、鍵はポストに入れておいてください。


…… 愛しています。 銃兎




と書かれていた。

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アルビリオン - 妹に怒鳴りたい姉さん» お気になさらず^^御姉妹で読んでいただき感激です。もし宜しければ妹様と愛読して頂ければ幸いです。 (2018年12月15日 23時) (レス) id: af242a96d1 (このIDを非表示/違反報告)
妹に怒鳴りたい姉 - すみません!妹が私のスマホでコメントしてしまったので先にまず謝ります!妹はヒプマイのことを全然知らないのに知った気になってるにわかなんです。作者様本当に申し訳ございません。読者様も申し訳ございませんでした。 (2018年12月15日 21時) (レス) id: b33addfcfc (このIDを非表示/違反報告)
好きだからこそ厳しく - ひふみんは独歩さんのことを君付けで呼んでないです。ひふみんは独歩!って呼んでます。読者も何故に気づかない、、、 (2018年12月15日 21時) (レス) id: b33addfcfc (このIDを非表示/違反報告)
apipe - めっちゃいいとこで終わった(´・ω・`)続き待ってます! (2018年11月28日 15時) (レス) id: 6a53dc23ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アルビリオン | 作成日時:2018年11月20日 2時

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