【男主】お前のラップは届かない【ヒプマイ】

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A「あぁ、しばらくシブヤのパチ屋は行かない方がいい。





負けたいなら強制はしないがな。」




って言っても、そう簡単に他の区画に踏み入ることは無いだろうが。





帝統「なんでそんな事言うんだよ。」



A「さっき言ったろ？





俺は昼からこの家をしばらく空ける。


飯に困ったらここに連絡して、ここで待ってりゃ食わせてやる。」



そう言って電話番号を書いた紙をアリスちゃんに渡す。





俺の言ってることがわからない、と言わんばかりの顔だ。



ちょっとこの家に長居しすぎたから、そろそろ他の奴らがここにいることに気づく頃だ。






見つかる前に、他の区画に移らないと。




帝統「…… そう言えば、お前の名前聞いてなかったな。



教えてくれよ！お前は俺の恩人だからな！」



A「…… ふぅん、




御影原日和だ。好きに呼んでいい。」



帝統「日和だな！んじゃ、また腹減ったらすぐ電話するから、また美味いの作ってくれよ！」





A「ああ。それじゃあ気が済んだらちゃんと出ていけよ？





俺はもう出るから。」




そう一言残して、俺はアリスちゃんを置いて家を出た。



















…… 俺の予想が当たってたなら、約三分後にあまちゃんが押しかけてたんだろうな。






危ねぇ。




彼奴ら、よりによってなんで俺なんだ。





俺にヒプノシスマイクが効かないからなのか…… ？










まあいい。とにかく捕まらなければいいんだ。





さて、次はどこに行こうか……




んー、ハマに行くか。



あそこは前回行ったから、誰も来ると思わねぇだろ。







それに、今回が少し長居しすぎた。






あ、…… でもうさちゃんには気を付けないと。









あいつはすぐに手を出してくる。捕まったら厄介だ。



はー様も、なかなか厄介だ。あいつの手下が有能なんだよなぁ……










困ったらりっちゃんに匿ってもらおう。





今のうちに連絡しておくか。



…… 無理だ、サバイバルマニアだ。携帯持ってなさそう。






まあいいや。取り敢えずベッドで寝たいから早く家に帰ろう。

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