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二郎「クッソ、…… 第一、なんでお前らがここにいんだよ!」
三郎「どうせ一兄に喧嘩を売りに来たに決まってます!」
銃兎「全く、左馬刻。何故こんなことになっているのです?
まぁ、手は貸して差し上げますが。」
左馬刻「…… 大人しく帰りゃ何もしねぇでやる。
さっさと失せろ。」
四人が、再びヒプノシスマイクを握り、リリックを乗せようとした瞬間、両者の間に1人の青年が割り込んでくる。
三郎「…… ぁ、えっと、呉羽、さん?」
A「テメェら、ぶっ殺されたくなけりゃ今すぐ消えな。
俺の家の近くで騒ぐな。」
両者を睨み付け、ドスの効いた声で脅す。
だが、次男坊と兎はまだ引く気は無いようだ。
銃兎「…… 丁度いい。出雲諸共動けなくしてやる。
安心しろ。出雲はちゃんとあとで家に連れて帰ってやる。」
そう言って、兎は容赦なくヒプノシスマイクにリリックを乗せて俺達に向かって放った。
精神に容赦なく干渉してくる【音】
次男坊と三男坊は、兎のリリックに耐えられず膝を付く。
…… オイ、未成年に容赦なくカマしてんじゃねえぞ。
俺は、【絶対に使わないと決めた】マイクを懐から取り出す。
マイク付きヘッドセットを装着し、スイッチを入れる。
それを見た【左馬刻】は、血相を変えて兎に声をかけた。
左馬刻「銃兎っ!!今すぐにリリックを止めろ!」
…… 全く、躾とけって言ったろ。
俺が、このマイクに乗せるのは、リリックでも、韻でも、ライムでもない。
【命令】だ。
A『…… 入間銃兎。今すぐにマイクを捨てて俺に跪けこの愚か者。』
俺のヒプノシスマイクは、コイツらが持っているものとは根本的な用途が違う。
俺の【コレ】は、【相手を支配する】為だけに造られた【最悪の兵器】なんだ。
兎は、俺の【言葉】に精神を侵され、マイクを手放し跪く。
頭を垂れ、ピクリとも動かない。
A『…… そこのガキ二人。今すぐに家に帰れ。
碧棺左馬刻、貴様はそこの兎を連れて今すぐに失せろ。』
俺の命令に従うように、四人は俺の目の前からいなくなった。
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アルビリオン - 妹に怒鳴りたい姉さん» お気になさらず^^御姉妹で読んでいただき感激です。もし宜しければ妹様と愛読して頂ければ幸いです。 (2018年12月15日 23時) (レス) id: af242a96d1 (このIDを非表示/違反報告)
妹に怒鳴りたい姉 - すみません!妹が私のスマホでコメントしてしまったので先にまず謝ります!妹はヒプマイのことを全然知らないのに知った気になってるにわかなんです。作者様本当に申し訳ございません。読者様も申し訳ございませんでした。 (2018年12月15日 21時) (レス) id: b33addfcfc (このIDを非表示/違反報告)
好きだからこそ厳しく - ひふみんは独歩さんのことを君付けで呼んでないです。ひふみんは独歩!って呼んでます。読者も何故に気づかない、、、 (2018年12月15日 21時) (レス) id: b33addfcfc (このIDを非表示/違反報告)
apipe - めっちゃいいとこで終わった(´・ω・`)続き待ってます! (2018年11月28日 15時) (レス) id: 6a53dc23ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アルビリオン | 作成日時:2018年11月20日 2時