横浜の超絶美少女 実は超強かった

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扉を開け放った瞬間、玲翔の姿を確認すると駆け寄った

『玲翔、怪我は無……テメェら、巫山戯んな…っっっ！！！』

玲翔はきっと顔を守ったんだろう

顔は隠せないから

その分殴られた腹や脚、腕の傷が生々しい

痛々しい青紫の痣

滑らかな白色の肌に伝う“赤”

五対一

菅原家の人間ならば余裕だろう

普通なら

家族の命を賭けに出されちゃ

殺せるもんも殺せない

「姉さん…何で来たんだよ…」

『弟のピンチに駆け付けないクソ姉貴じゃないんでね』

「クソ姉貴で居てくれれば良かったのに」

『遠回しに助けるなっつってるんだろうけど、姉ちゃんにそんなん効く訳無いデショ』

「…知ってるよ」

左馬刻がある程度潰した奴等の主犯格と思える男の胸ぐらを掴む

『何で、玲翔に手ェ出した？あ"ぁん？』

「…ふっ、菅原Aが姉の事でも思い出すかと思ってなァ」



は…？なんで、○○姉の事をこいつらが知ってる…？



『テメェら、何なの…』

明らかに怯える私を見てニヤつく主犯格

「お前の姉菅原○○の夫、飴村幸斗の部下だ」

○○姉が結婚して、それで死んだ事は知ってた

婚約者の名前、飴村幸斗って言うんだ……

飴村……？


ねェ、乱数は








私の事知ってた………？

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