横浜の超絶美少女 実は超強かった

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で、私菅原Aはただいま碧棺左馬刻に車の中なのに散々愛されて居ます

軽く唇を重ね合わせたかと思うと

全く離してくれない

息継ぎの為口を開くと、タイミングを見計らって居たのか知らねぇがゆっくりと舌が入る

狭い車内に艶めかしい音が響き 甘く 甘く

絡まる舌が全身を痺らせ震える

『んっ…ふぇっ…さっ…ま ときっ…』

「A好きだ…乱数にキスされてたろ。
頼むから…俺以外の男好きになんなよ」

弱ってる…

可愛い

なんて思ってるのがバレたら締められるわ

『何回言えば分かんの…？

左馬刻以外に惚れる訳無いって…無理だよ お前以外を好きになる事なんてさ
私の乱数への熱弁聞いたデショ？』

「ああ、そうだな
おめぇは俺様以外に誰のものでもねぇ」

『良く、お分かりで』

首筋に噛み付いた左馬刻の頭を軽く撫でると

その代わりとでも言うように

私の露出された太股を舌が伝った

『んっ…』

私の唇を舌で軽くなぞると

身体が火照り 自分の瞳と左馬刻の瞳に熱情が浮かぶのが分かる

左馬刻を求める様に彼に手を伸ばすとその手を取り甲にキスをした

「さぁ、姫さんよォ、帰ろうか」

『…はーい』

この身体の中の熱さは放ったらかしですか！？

左馬刻様！？酷くね！おーい！

私の熱情は絶頂に有るって言うのに！！！

「家に帰ったらこれよりもっと愛してやるよ」

私の望みを汲み取ったのだろうか

『お願いしまーす』

こいつのせいで大分狂ってしまったのかもしれないな

元から狂ってたけどね☆


プルル プルル プルル プルル


この雰囲気で電話かよ！？

つくづく不運だな今日は…

「チッ、さっさと出やがれ」

『んー、って、ま じ か よ ！ ？』

「どうした？」

画面に表示された文字は

私の溺愛する弟の名前が

菅原玲翔

と。

『れーいとーっ！！！どーしたのっ！？』

「…テンション…高ぇな」

愛する弟の声が久し振りに聞けるんだよ！？

癒しでしか無い

「よォ…菅原A」

何このゴリゴリの低音…

玲翔はもっと滑らかな美しい低音なんだよ

『てめぇ、誰だよ。何故玲翔の携帯を持っている？玲翔は私の事を『姉さん』って登録してるのに何故てめぇは私の名を知ってる？』

「そぉ焦んなよ、今菅原玲翔を体育館倉庫に拘束中だ。反抗したが、まァ姉の命と引き換えにされたら動けねぇよなァ」

あの馬鹿…私の命を賭けに出されたら捨てていいっつってんのに…

『三十分待て、お目当ての私が向かってやる』

家族を失うのは

もうゴメン

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