横浜の超絶美少女 実は超強かった

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『巫山戯んな…』

朝からの第一声がこれって、私もだいぶ終わってんな

いつもより一時間早く起きてみたら

左馬刻さんがこの真冬に冷房を付けてて超寒いAでーす

道理で珍しく左馬刻に密着して寝てた訳だ

暖房と間違えて冷房を付けた訳じゃなさそうだから単純に暑かったんだろうけど

馬鹿じゃないの！？

確かに昨日は気温高かったけど、されど冬だぞ冬っ！！

「…はよ」

『左馬刻…暑いからって真冬に冷房付けないでっ！』

「悪ぃ」

『謝って済むなら警察いらーん』

「銃兎に言ってやろうか？」

……私の事殺す気かな？

『許してやる HAHAっ』

「おう サンキュ、ミッ○ー」

『え、似てたの…』

私が寒がってたのかアロハシャツ掛けてくれてるけど、それぐらいなら暖房付けてよォォォ

『あ、今日私シブヤ行くから』

「はァ…っ！？」

早起きしたのには理由があるのだよ

乱数がプロデュースするブランドのモデルにお呼ばれしちゃった♡

私、美少女だからね( •´∀•` )

「今初めて聞いたんだがァ？」

『だって昨日左馬刻が居ない時に決まって寝ちゃったから伝えられなかったし』

「おめぇ…この前の“お仕置き”効いてねェみてぇだな」

『超効いたけど？？』

乱数にキスまがいの事をされたあの日の夜

私と左馬刻は色々ありまして♡♡♡

淫らな夜と言えばそうなんだけどねHAHAHA

「朝からしてぇのかよ」

『ンな訳ねェだろ、私に限って』

唇に優しくキスを落とすと

「俺様も着いてく、それでいいならシブヤ行ってもいいぜ」

『やたー！行くっ』

「銃兎と理鶯も連れてくからな。また乱数に何かされたら次はタダじゃ置かねぇ」

次会ったら乱数殺されちゃうねェ

…私も共犯者になるじゃん！？

『浮気なんかしないし、だいじょーぶ』

「おめぇは俺に惚れてるからな他の男なんて好きになれねぇだろ？」

『左馬刻だって私にベタ惚れで他の女に見向きもしない癖に〜？』

『「絶対、私/俺の方が惚れてる」』

結局はそこに至る…

左馬刻は強くて頭良くて美少女な私にベタ惚れな訳だ

まァ…私は

強くて、偶に頭が切れて、優しくて、ツンデレで、可愛くて、兎に角イケメンな左馬刻が大好きなんだけどさ

こんな事死んでも言えないな

「A…全部口に出てんぞ？俺様が…強くて、偶に頭が切れて、格好良くて(((『黙らっしゃい』」

恥ず…

「俺の事大好きだなァ、俺はそれ以上にAの事好きだけど？」

キュン死するわ…ある意味チート級だねこれは

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