横浜の超絶美少女 実は超強かった

【23】 ページ24

「失礼する」

「おい、左馬刻。用は何だ」

『銃兎と理鶯来たよー！』

「わーったよっ」

銃兎と理鶯を迎えるとお茶とお菓子をだして、二階に居る左馬刻を大声で呼び寄せる

「今日呼んだのは…Aを護ってくれやって話だ」

「勿論だ」

「了解した」

『は？』

嫌々、何了解しちゃってるんですか？ねェ？

私、超強いンですけど？( ・´ー・`)

『護って貰わなくても十分強いンだけど』

「物理じゃ無くてな」

「ある意味物理じゃねェか？」

「Aは鈍感だからな」

「「お前もな」」

どーゆーことやねーん

「おめぇ本当に分からねェのか？」

『逆になぜ貴方達は分かるのでしょうか』

私が本当に分からないのを見て左馬刻は、煙草を取り出すといつもの通り私に最初の一吐きを、吐きかけて頬にキスをした

「乱数にキスまがいの事されても全く気付かねぇ鈍感さが心配で一人にしたくねぇんだよ」

『気付かないって何を…？』

「乱数がおめぇの事を…あ"あ"っ！何でもねェ」

はァ…？

銃兎と理鶯の方に目を向け解説を求めても二人は呆れた様に目を逸らす

酷…私の理解力が無いとでも言うのかよ！おい！

これでも偏差値七十以上だからナ！！

「A…お前は何も知らなくて良い」

「小官達がAを護れば良いだけの話だろう」

護られるのが嫌だから反抗してるンだけど

『私は護られる程弱くない、鈍感でもないッ！』

目の下に指を伸ばし右手を剥くと舌を出した

要は煽ったという事になりますネ

「これでも…鈍感じゃねぇって言いきれるのか？」

しつこく反抗する私に呆れた銃兎は私の口元付近にキスをした

「銃兎っっ！てめぇ俺様の女に何してんだよ。どうなるか分かってやってんのか？」

「Aの鈍感さを知らしめる為だ」

だからって…キスしなくてもよくね？

左馬刻の不機嫌度がupしたじゃん…これを宥めるのは私なんだからね！？

保育士じゃないのにさ

「言い訳は後で糞程してろ、表出ろや銃兎」

「はっ、良いぜ。さっさとしろよ左馬刻」

…知らね

いざとなったら溝落ち殴って気絶させれば良いんデショ？

楽勝 楽勝

「銃兎、左馬刻疲れているのか？小官特性のドリンクを飲むと良い」

やべぇ 逃げよ

飲んだら死ぬ魔の薬だよ マジで

「理鶯、私達は疲れてる訳じゃありませんよ」

「あ、嗚呼」

「それなら良いが」

私を護るって話は消え去ったみたいだけど

それだけの為に皆集めた訳？

阿呆らし

まァそれだけ愛されてるって事なんだけどねっ

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