横浜の超絶美少女 実は超強かった

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あ、昨日乱数に貰った連絡先、登録すんの忘れてた…

ベットの中、昨日の左馬刻のせいで腰がくっそ痛いけど自分の身体に叱咤をうち携帯を取る

メモ帳ををめくり連絡先が書かれた頁を見つけると左馬刻、銃兎、理鶯、弟だけが登録された画面に新たに乱数が足された

改めてみると少な…

ボッチの携帯みたいじゃん、まァ私ボッチだったわ

美少女なおかげで男にチヤホヤされて女はギャーギャー喧しい(꒪⌓꒪)

バイトの他に学校に行かなくなった理由がそれだった

いじめに反抗して退学届け出されてから学校に失望したから☆

退学にはならなかったんだけどね〜HAHA

顔が良いだけでなんで恨まれなきゃなんないのさ、割り切ってるから良いけど

『左馬刻、起きて』

「あ"ぁ"？」

『今日、銃兎と理鶯が家来るンでしょ？こんなだらし無い格好見せられないだろーがー』

「チッ…A来い」

機嫌の悪さを最大限に抑えて居るんだろう

私に向かって腕を伸ばすと腰を引き寄せ抱き着いた

あったけぇー、体温高いの羨ましい

『起きましょーねー左馬刻くーん』

「ああ…A…好きだ」

ｳﾞｯ…破壊力っ！

とろんとした可愛らしい笑みでそんな事言うなよっ！！

しかも急だったし…これだから左馬刻は…

『後ちょっとね…おいで』

「ん…」

ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ

かぁぁわぁぁいぃぃいぃぃ

私ごと寝返りをうって抱き締める腕の力を強めた

『銃兎と理鶯来ちゃうのに…』

「他の男の名前、呼ぶなや…」

『え…？』

「お前は俺様だけのモンだろ」

『まだ寝惚けてんの？』

「起きてる」

だったら可笑しくないっすか…

左馬刻様の嫉妬、異常よネ？

男の名前呼んだだけだぜ？？

「お前が乱数にキスされてると思った瞬間、マジで焦った…おめぇが俺の前から消えたらっ」

朝の左馬刻は素直だ…

ここまでになった事は無かったけど

昨日、乱数とキスらしきモノをしたのが余っ程気に入ら無かったのだろう

『左馬刻以外の女になれる訳無いじゃん。安心して？

私は左馬刻以外に惚れないし…

左馬刻も私以外に惚れないデショ？』

「だな…俺は左馬刻様だしな」

『はいはい、左馬刻様。銃兎と理鶯来るから準備手伝って』

「おう」

弱った左馬刻を手懐けるのは楽しい

なぜだかって？ 分かるでしょう？

くっそ可愛いからに決まってる

お互いに、お互いが溺れて居るからか

助け上げてくれる人も居なくて

助けてとも

思わない

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