横浜の超絶美少女 実は超強かった

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目の前に広がるのは、
私の家の前でドンパチ始めようとする銀髪の紅い目を持ったヤから始まってザで終わる三文字の人と、
銃を持った三十人くらいのヤから始まってザで終わる三文字の人達が睨み合ってる風景。

どーゆーことやねん

なんで

な ん で こ う な っ た ？


▽▽▽遡ること三十分前▽▽▽


ヤバい…ヤバい、間に合わないっ！

ほぼ毎日のように学校をサボる私を見兼ねて、

遂に

遂に



担任から説教を受けました



説教が長い事長い事…そのせいでっ！

予約し損ねた韓国ドラマが見られなァァい！！

しかも最終回なのに…連ドラにしとけば良かった…

色仕掛け仕掛けてその担任から逃げ出せたと思ったら副担任(女)に捕まるし…

しょうが無い、ヤク(((殴、、怖い人達が多いから通る事を避けてきた細道を抜けて帰るか。

『韓国ドラマァァァァァァ』

今思えば、この時、冷静に考えて居ればこんな羽目に会わなかった…久し振りに自分を恨む。

いつもならこのＴ字路を左に進むンだけど、右に曲がり、不良少年、少女達が私をガン見する中爆走した。

よし…ココを曲がれば勝った

時間との勝負に勝ち、つい頬が緩んだ

瞬間






『あ"っ！いてぇ…』

「──っ！あ"ぁ"？誰だよ？」






凄みのある重低音の声が響く

やっばい絶対ヤクザだYA・KU・ZA☆

医療費とか請求されちゃうやつだ

そんな事を思い顔を上げると、見上げた先にあったのは、


潮風に揺れ、太陽に照らされ輝く銀髪

吸い込まれるかのように深い紅い瞳

鼻筋の通った彫りの深い端正な顔立ち


うっわ…イケメン…

『すいません！お怪我は有りませんか…？』

マスクを外しそう発すると

「ああ…ンなこと大丈夫だ。それよか邪魔だから退いとけや。目の前の雑魚共が見えねぇのか？」

私の顔を見て数秒フリーズしこう答えた

まァこういう顔してるからね

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