横浜の超絶美少女 実は超強かった

【14】 ページ15

何で怒ってるンだろ…

何もしてないのに、、、

左馬刻がシャワーを上がるまで考えて上がって来たら聞いて内容によっては謝るつもりだったけど、高いソファの心地良さに埋もれ…


左馬刻side

シャワーから上がったら髪を濡らしたままのAがソファで寝ていた。

こいつには警戒心っていうモンがねェのか…？

俺がやったパーカーが少しデカいせいか

首元は大きく開き、胸の谷間が見えて

下を履いてねぇから下着はギリギリ見えずとも

下半身をほぼ曝け出している為ガキとは思えない雰囲気を醸し出して居る

言うなればえろいのだ。

誘ってんノか…とさえ思ってしまう

「はァ…運んでやるか」

自分のベットにAを姫抱きして連れると自分も横になった。


碧棺左馬刻は何を思ったか、

Aの太腿に手を滑らせると足先までゆっくりとなぞった。

パーカーの下に手を伸ばし腹を優しく触ると、

空いた手を頬に伸ばし包み込む。

ふと、額にキスを落とすと

今日一日自分を留めていたブレーキが外れたかのように暴走を始めた。

瞼、鼻先、頬、鎖骨、胸、腹、太腿…

暴れだした自制心は意味をなさなくなる

Aの白く滑らかな美しい肌に多数の痣が残って行く

カリッ──

首筋を噛んだ時、彼の自制心が戻って来た

美しい銀髪をかきあげると苛立ちを覚え軽く舌打ちをする。

「くっそ…何やってんだよ、初日から…」

美しさと妖艶さを狂気とする彼女に

彼の自制心は打ち勝つ事が出来るのか


Aside

『ん…、寝てた…か』

朝起きると左馬刻がいつもの様子からは想像出来ない可愛らしい姿で寝ていた。

まだ六時半だし寝かせといてやるか…

顔を洗いに洗面所に向かうと首筋に見覚えのない痣を見付ける。

パーカーを脱ぐと

鎖骨、胸、腹、太腿に濃い痣が。瞼、鼻先、頬に薄い痣が出来ていた。

え…ぶつけた？

ンな訳無いわな…首筋とかどうやってぶつけんだよ

白血病…とか…？

他に症状無いし絶対違うな…

恥ずかしい事に今日、

左馬刻に色んな所をキス…される夢を見たけど

現実じゃ無いだろうし…

なんで私がっかりしてんだ？

そもそも左馬刻からキスされる夢見るってどゆこと…


左馬刻のこと…好き…なの？


やー、出逢って二日でそれは無…い訳でも無いよね

取り敢えず左馬刻に聞いてみるかー、

パーカーを着て勝手に冷蔵庫を開けると適当な朝食を作って左馬刻を起こした。

ここで分かった事が一つ。

こいつの寝起きは異常だ

【15】→←【13】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す