弐拾玖ノ話 ページ33
・魘夢の一人称ド忘れしちゃったんで、色々使います
『キィェアアアアアアアアアアアアアア』
時「は?どうしたの」
『夢の中に師匠出てきたから。あの人の口癖思い出してしまった』
冨「あの人馬鹿だからな」
『義勇さんに言われるから相当だわ、私の師匠』
あ、今一応鬼切ってます。バッチリ仕事してるから。キャリアウーマン、ブルゾンAです。
ちょうどここにウィズビーが(((。
時「先端車両に着いた」
『っぽいね』
冨「鬼なんて…どこに」
車両の下部分から、鼓動が波打つ音が聞こえる…
『…ふっ、下か』
冷たく言い放った私は、掛け声もなく。無一郎と義勇さんと合わせて床を刺した。
確かな感触。床を蹴り上げ剥がすと、木の根?のようなものが、車両を支配していた。
うっわ…うにょうにょしてる……キ(((。言わないでおこう。私空気読めるから。
時「気色悪」
『…私言わなかったのに』
時「きっしょっく、わっるっっ」
『…私言わなかったのに!!!』
義勇さん刀で突っついてる…可愛……。
それはそうと、こんな木の根切ってしまいましょ。
頭のいい鬼は、構え方でどんな技が来るのか大体予想できるやからもいる。
から、まぁ…私構えないんですよねぇ
『雨の呼吸…参ノ型 華美の黒雨』
木の根が深く切られる、と同時に呻き声…?がしない。
よく考えろ、木の根を深く切ったのに本体が出てきてこないってことは。そもそもこの根は本体と繋がっていない…
車両の中にも鬼の匂いはまるで、しない。となると考えられる可能性はたったひとつ。
冨「上…だな」
時「うっわ…寒いじゃん」
『風強そ』
冨「文句を言うな」
意味もなく義勇さんに文句をぶつけながら、車両の上に上がると。
案の定、いかにも十二鬼月の下弦の鬼です的な鬼が佇んでいた。
なんっか……これだけじゃない気がしてしまうんたよなあ。良くねぇな、この空気の流れ。
?「あぁあ…起きちゃったんだ」
『いやぁ、起きちゃったんだなこれが。ところでどなたですか』
?「僕…?僕は見た目通りだよ。十二鬼月、下弦の壱。魘夢」
『十二鬼月…ま、下弦か』
下弦だからって、油断は出来ないけど。上弦と比べたらねぇ…?まだまだですからねぇ?
この子、いままで殺してきた下弦とは違って。異様な雰囲気がある。いや、鬼はなんでも異様なんだけどさ。
魘「夢を見ながら死ねるなんて幸せだよね。何で…君達は起きたの…折角僕が深い眠りに墜してあげたのに」
時「そんなの頼んでないよ、要らない」
血気術で死ぬとか。絶対嫌だわ、油断せず素早く倒すか。
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冨岡義勇が大好きな人 - すみません。冨岡さんルートの先のストーリーがURLでの移動ができません。これはどうしたらいいのか教えてください。 (2020年3月5日 0時) (レス) id: eedc890ee9 (このIDを非表示/違反報告)
エメラルド・アリス - ぐぁんばれぇぇぇ((おい敬語だろ すいませんでした (2020年2月16日 13時) (レス) id: 8a3a604a3a (このIDを非表示/違反報告)
かりんとうまんじゅう - いつも楽しみに読ませていただいてます!これからも頑張って下さいね! (2020年1月7日 22時) (レス) id: 5b8fccba8f (このIDを非表示/違反報告)
むい。(プロフ) - ムニエルさん» あ、はい。よくやるんですよね全く。ありがとうございます (2020年1月3日 9時) (レス) id: 830124773a (このIDを非表示/違反報告)
ムニエル - す、すいません義勇さんの冨が誤字ってます (2020年1月3日 4時) (レス) id: 12d65f590d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:24suganoya | 作成日時:2019年8月4日 23時