拾玖ノ話 ページ21
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取り敢えず伊之助の首根っこを掴み、騒ぐ善逸の口を閉ざし、苦笑いする炭治郎を撫でた。
『よーし落ち着けお前らー。さっさと回復しやがれー仕事だー仕事ー』
竈「柱訓練…って言うのがあるって聞いたんですけど」
我「あー、なんか言ってたな」
嘴「よく分かんねぇけど訓練ならするぜ！」
『その準備もしなきゃなんないから、おさらばするわ。じゃーな』
その場を一躍し、外にでると無一郎が仁王立ちで立ち塞がった。
おい、邪魔すんじゃねぇ。
正直、柱訓練とか何すればいいか分かんなすぎて糞あせってんだから。
時「柱訓練って何すればいいの」
『お前もか』
時「何が？」
『無一郎も柱訓練の内容わかんないんだねーって』
時「え、じゃあAも？聞きに来た意味ないじゃん。折角こっちまで来たのに」
『いや知らねぇよ』
ぶーぶー文句言い出した無一郎を横目に見ながら柱訓練について思考する。
私は技の精度の訓練でもするかな。
時「俺何にしよう」
『受けの姿勢とか、反射神経とか、それ系にしたら？』
時「自分だけ技の精度とか良いのにしようとしてるんでしょ」
『別にそういうわけじゃない。筈』
時「ひどい」
『知ってた』
軽口を叩き合いながら私の屋敷に帰る。平然と無一郎も着いてくる。
家の中まで上がってきたんだけど、こいつどこまで着いてくんの。
義勇さん同様、私の屋敷に置きっぱなしにしている無一郎の浴衣を投げると、ここで着ようとし始めるから廊下にたたき出す。
時「別に俺はかまわないんだけど」
『私がかまうから出て着替えて。首だけ出すな、妖怪か』
時「ろくろ首だっけ？」
『それ首長いやつじゃん』
襖の間がら首だけ出して話してるから、結構というか相当可笑しくてじわじわくる。
そんな滑稽な姿さえ可愛く見える無一郎の顔面偏差値も、相当可笑しいんだけどねー！
自分が可哀想だからやめよう。
時(絶対今俺の事褒めて、自分のこと貶してるな)
『無一郎、どうせ今日泊まるでしょ？ご飯作るから買い出し行こ』
時「ちょうどいいと思ったんでしょ」
『てへぺろ』
ほら、二人で行けば一気に二人分買えるじゃん！いこーる無一郎に荷物持ちしてもらいましょうと言うことですね！
しょうがないから街に下りた時、なんか買ってあげよう。
時「街下りるのか」
『下りるよ、さ。行こか』
時「冨岡さんはいいの？」
『冨岡さん、多分今炭治郎とお話してるから。私以外の人にも心開けるようにね』
時「心開くとか無理でしょ」
『希望を捨てないの』
義勇さんなら行けるって信じてる…信じてる。うん。
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冨岡義勇が大好きな人 - すみません。冨岡さんルートの先のストーリーがURLでの移動ができません。これはどうしたらいいのか教えてください。 (2020年3月5日 0時) (
レス) id: eedc890ee9 (このIDを非表示/違反報告)
エメラルド・アリス - ぐぁんばれぇぇぇ((おい敬語だろ すいませんでした (2020年2月16日 13時) (レス) id: 8a3a604a3a (このIDを非表示/違反報告)
かりんとうまんじゅう - いつも楽しみに読ませていただいてます！これからも頑張って下さいね！ (2020年1月7日 22時) (レス) id: 5b8fccba8f (このIDを非表示/違反報告)
むい。(プロフ) - ムニエルさん» あ、はい。よくやるんですよね全く。ありがとうございます (2020年1月3日 9時) (レス) id: 830124773a (このIDを非表示/違反報告)
ムニエル - す、すいません義勇さんの冨が誤字ってます (2020年1月3日 4時) (レス) id: 12d65f590d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：24suganoya | 作成日時：2019年8月4日 23時
