拾参ノ話 ページ14
猗窩座編をすっ飛ばして遊廓編になってます。煉獄さんが死ぬ必要が無いのが夢小説ですから。
―――
『炭治郎達が!?』
富「ああ、宇髄も一緒だから大丈夫だろう」
否、そんな問題じゃねーよ。私の可愛がってた後輩達遊廓に潜入させるとか何考えてんじゃ天元ぼげぇ!!
炭治郎達はちゃんと戻ってくるって信じてるけど。もしもの時は全部天元さんのせいだからね。
甘「大丈夫かなぁ、炭治郎君達」
伊「甘露寺が心配する必要は無い」
煉「少年達ならきっと大丈夫だろう!!」
柱は皆良い奴らってことは、柱になってからずっと思ってることなんだけど。
各々が特徴的過ぎて毎日が多忙。暇しないのはいい事なんだろうけどね。
時「A、稽古しようよ」
『えー、どーしよっかなー』
時「あ、待って。僕やっぱ無理だ。任務あんの忘れてた」
『馬鹿、ちゃんと行っておいで』
時「はーーい」
任務忘れるなんて、言語道断と言いたいところだけど。可愛いから許す。
相変わらず小芭内さんは蜜璃にべったり。義勇さんも私にべったり。
この人柱で私以外喋る人居ないんじゃないの?不安になってくるから辞めて欲しい。この前の遊廓潜入任務で無一郎と少しは仲良くなれたなら、良いんだけど……。
『義勇さん、他の柱とも柱同士仲良くしないと』
富「俺は柱じゃない」
『……まだ言ってるんですか…。錆兎?って人の方が水柱に相応しいって?』
富「そうだ」
『あのねぇ、錆兎って人が居たにしても居なかったにしても、義勇さんは今ちゃんとこうやって実力で、お館様に選ばれて水柱になったんだから。自信もって下さいよ。
貴方に憧れて柱を目指す水の呼吸の使い手だって近くに居るじゃないですか』
富「ふっ…そう思ってくれる奴らが居るのか」
『私も義勇さん好きですから』
見た目によらず人情に熱くて、優しくて、何かと天然で。
柱の人達は誤解してるけど、好い人なんだって事を分かって欲しい。
肩を叩かれ、振り返るとしのぶが不安そうな顔で私に告げた。
胡「A、お館様がお呼びよ」
『お館様が?』
嫌な予感がする。
お館様の屋敷へと走り、襖越しから声を掛けた。
『お呼びでしょうか』
産「急に悪かったね…。実は───────」
『お館様……!!それはなりません!ならば私が代わりに』
産「決めた事なんだ。A…最後の命令だ。出来るね……?」
『……っ、畏まり、ました。私の命、最後まで鬼殺隊に捧げるとお約束させて頂きます』
鬼滅却の為に、何よりも誰よりも自分を犠牲にされたお館様に……。
私からの忠誠と命を最後まで。
751人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
冨岡義勇が大好きな人 - すみません。冨岡さんルートの先のストーリーがURLでの移動ができません。これはどうしたらいいのか教えてください。 (2020年3月5日 0時) (レス) id: eedc890ee9 (このIDを非表示/違反報告)
エメラルド・アリス - ぐぁんばれぇぇぇ((おい敬語だろ すいませんでした (2020年2月16日 13時) (レス) id: 8a3a604a3a (このIDを非表示/違反報告)
かりんとうまんじゅう - いつも楽しみに読ませていただいてます!これからも頑張って下さいね! (2020年1月7日 22時) (レス) id: 5b8fccba8f (このIDを非表示/違反報告)
むい。(プロフ) - ムニエルさん» あ、はい。よくやるんですよね全く。ありがとうございます (2020年1月3日 9時) (レス) id: 830124773a (このIDを非表示/違反報告)
ムニエル - す、すいません義勇さんの冨が誤字ってます (2020年1月3日 4時) (レス) id: 12d65f590d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:24suganoya | 作成日時:2019年8月4日 23時